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更新日:2018.11.18 / 掲載日:2016.09.06
「ランボルギーニ・チェンテナリオ」にロードスター登場

100週年を意味する「チェンテナリオ」を冠した特別モデル「ランボルギーニ・チェンテナリオ」
伊ランボルギーニは、米カリフォルニア州モントレーで開催されたヒストリックカーイベント「ザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリング」において、「ランボルギーニ チェンテナリオ ロードスター」を発表した。「チェンテナリオ・クーペ」の後続モデルとして登場したチェンテナリオ・ロードスターはランボルギーニ創業者フェルッチオ・ランボルギーニの生誕100周年を記念した限定モデル。クーペ同様に全世界で20台の限定生産だが、両モデル共に既に完売するなど人気を博している。

インテリアでは、内装にライトブラウンのアルカンターラを使用し高級感を増している。10.1インチのタッチスクリーンを備え、タッチスクリーンによるインターネット閲覧やApple Carplay など情報を得られるインフォテイメントを採用。モノコックを含めたすべてのボディーパーツはすべてカーボンファイバー製で、ボディの曲線美を強調するため、特別なシルバー外装色「Argento Centenario」を採用する。

リアには可動式のウイングを装備
高速安定性のためリアには可動式のウイングを装備。静止時や低速走行時ではボディーに収納されているが、走行状態や選択されている走行モードに応じて、最大で150mmの高さまでせり上がるとともに、15度まで傾斜し、空力効率を最適化する。
また、コーナリング性能や走行安定性能を高めるためにリアホイールステアリングシステムを採用している。パワートレーンはクーペと同じく最高出力770ps/8500rpm、最大トルクは70.4kgm/5500rpmの自然吸気V12エンジンを搭載。0-100km/h加速が2.9秒、最高速が350kmと公表されており、また100km/hからの制動距離も31mに抑えるなどランボルギーニらしい高い運動性能を誇る。
メーカー希望価格は、クーペが175万ユーロ(約1億9800万円)、ロードスターが200万ユーロ(約2億2600万円)