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更新日:2018.10.24 / 掲載日:2017.02.16
トヨタ、「プリウス PHV」をフルモデルチェンジ
フルモデルチェンジをした「プリウス PHV」
トヨタは、プリウスシリーズのプラグインハイブリッドモデル「プリウス PHV」をフルモデルチェンジして、2月15日より発売した。プリウス PHVの新型モデルは、EV走行距離を68.2kmに拡大したほか、HV走行燃費も37.2km/Lを実現しているのが大きなトピックス。
パワーユニットは、最高出力72kW(98PS)、最大トルク142Nmを発生する1.8リッター直列4気筒ガソリンエンジンのほか、最高出力53kW(72PS)、最大トルク163Nmを発生する1NMモーターと、最高出力23kW(31PS)、最大トルク40Nmを発生する1SMモーターが組み合わせたデュアルモーターシステムを採用する。
新型モデルは、EV走行距離を68.2kmに拡大したほか、HV走行燃費も37.2km/Lを実現
今回、EV走行距離が68.2kmと発表されたが、これは25Ahの大容量リチウムイオン電池の搭載と、プラグインハイブリッドシステムの効率化によるもの。EV走行最高速度も135km/h(社内測定値)となり、電気のみで走行できる領域を拡大している。駆動用モーターのほか、発電用モーター(ジェネレーター)を駆動にも使う「デュアルモータードライブシステム」が力強い加速を実現。
また、「駆動用バッテリー専用ヒーター」や世界初の「ガスインジェクション機能付ヒートポンプオートエアコン」の採用で、EVモード走行中にエンジンが掛かりにくい状態を維持して、燃費性能の向上に貢献する。
安全性能は、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」を標準装備
充電方法は普通充電(200Vまたは100V)に加えて、急速充電に対応するとともに、世界初となるソーラー充電システムを採用。トヨタ初の「11.6インチT-Connect SDナビゲーションシステム」とDCMにより、安心・安全・便利な、つながるサービス「T-Connect」を提供する。
外部給電機能として、今回追加した「EV給電モード」を選択することで、エンジンをかけずに家電が利用でき、さらにエンジンが作動する「HV給電モード」では、最大1500Wの出力でガソリン満タン状態から2日程度の電力が供給可能になる。安全性能は、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」を標準装備。ボディカラーは、新開発の「スピリテッドアクアメタリック」を含めて全9色をラインナップする。
メーカー希望小売価格は326万1600円(税込)~422万2800円(税込)