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更新日:2020.10.12 / 掲載日:2018.02.20
フェラーリ、エントリーモデル「ポルトフィーノ」を日本で発売

エントリーモデルと位置づけられる「ポルトフィーノ」
フェラーリは2月19日、エントリーモデルと位置づけられる「ポルトフィーノ」を、日本で発売した。ポルトフィーノは、フェラーリの最新モデル。デビュー以来、好評を博しているカリフォルニアに続くスポーツ・ラグジュアリーモデルの新作として注目だ。カリフォルニアに続く三作目にあたる2+2モデルでもある。

最高出力600ps、最大トルク760Nmを発生する
エンジンは、3.8リッターV型8気筒DOHCツインターボエンジンをフロントに搭載。このエンジンは、2016年と2017年に2年連続でインターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーを受賞したというもの。最高出力600ps、最大トルク760Nmを発生し、最高速度は320km/h、0→100km/h加速は3.5秒と公表された。

+2のシート部やラゲッジスペースなど実用性の高さも備えている
ポルトフィーノは、RHT(リトラクタブル・ハードトップ)というクーペとコンバーチブルの両方のスタイルングがセッティングでき、開閉時間もわずか14秒で完了する。低速なら走行時でも作動させることができる。+2のシート部やラゲッジスペースなど実用性の高さも備えており、日常的に使えるのが特徴の1つだ。

クーペとコンバーチブルの両方のスタイルングがセッティングできる
ボディは、大幅な軽量化を実現。ボディシェル及びシャシーコンポーネントを完全に見直し、統合や一体化を実施することに成功している。エンジンのパワーアップに伴い、ボディ剛性を35%強化。ボディシェルの溶接部を30%短縮し、リトラクタブル・ハードトップの可動メカニズムも見直して5%の軽量化、さらにシートのベースフレームにマグネシウムを採用するなどで、80%の軽量化を果たしている。

最高速度は320km/hと公表された
サスペンションの設定は、快適な乗り心地を実現させるためにチューニングが施されている。マグナライド・ダンピングシステム(SC-E)という磁性式ダンパーは、電子制御システムと共に改善。ハードな走りから日常まで対応できるようセッティングされている。
そのほか、トランスミッションは、7速デュアル・クラッチ式を採用。ボディサイズは、全長4586 mm、全幅1938 mm、全高1318 mm。 ブレーキは、カーボンセラミックディスクを装備する。
メーカー希望小売価格は、2,530万円(税込)