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更新日:2019.06.10 / 掲載日:2018.04.05
メルセデス・ベンツ、「Gクラス」最後の特別限定車を発売
「パールブルー」のボディカラーが追加された「G 350 d」
メルセデス・ベンツ日本は4月4日、「Gクラス」の特別限定車「G 350 d Heritage Edition(ヘリテージ エディション)」(限定台数: 463台)と、「G 550 designo Magno Edition(デジーノ マグノ エディション)」(限定台数: 55台)を日本で発売した。
Gクラスは1979年の発売以来、39年を経た現在でも基本的なスタイリングや堅牢なボディを維持しているクロスカントリーSUVモデル。しかし今回のモデルは、現行型Gクラスとしては最後の特別限定車になることを、同社は表明している。
また同社では、ダイムラー社が1907年に世界初となる四輪駆動システムの乗用車を開発したことで、4月4日を「四輪駆動の日」として日本記念日協会に申請していたが、このたび正式に承認された。今回の限定車は、発売日が4月4日になり、四輪駆動の日を記念したモデルでもある。
なお、限定モデルの発売に合わせて、「G 350 d」のカタログモデルに、特別色のボディカラー「イエローストーン」、「トゥルマリングリーン」、「パールブルー」を追加して設定している。発売は7月以降を予定。
G 350 d Heritage Edition
Gクラス最後の特別限定車「G 350 d Heritage Edition」
G 350 d Heritage Editionは、「G 350 d」がベースモデル。3.0リッターV型6気筒DOHCターボエンジンを搭載。最高出力180kW(245PS)、最大トルク600Nmを発生する。トランスミッションは7速ATが組み合わされる。Gクラスが持つ39年の“ヘリテージ”をモチーフとしており、日本限定の特別限定車になるという。エクステリアは、「ブラックペイント18インチ5ツインスポークアルミホイール」のほか、各所にオブシディアンブラックのアクセントが入った「ナイトパッケージ」を採用。
「G 350 d Heritage Edition」のインテリア
インテリアは、シートヒーター付本革シートを採用。センターコンソールに「Heritage Editionプレート」を装着する。ボディカラーは、これまで特に人気が高かった5色を採用。ボディカラー別の限定台数は、「プロフェッショナルブルー」が160台、「ブルーブラック」が130台、「インペリアルレッド」が100台、「マラカイトグリーン」が40台、「ライトアイボリー」が33台の合計463台となる。
メーカー希望小売価格は、1,190万円(税込)
G 550 designo Magno Edition
Gクラス最後の特別限定車「G 550 designo Magno Edition」
G 550 designo Magno Editionは、「G 550」がベースモデル。4.0リッターV型8気筒DOHCツインターボエンジンを搭載。最高出力310kW(421PS)、最大トルク610Nmを発生。トランスミッションは、7速ATを採用する。全世界で463台の限定になり、日本への割当は55台となる。
エクステリアは、ボディカラーに「designoマグノプラチナムマット」を採用。フロントグリルルーバーとリアホイールカバーリングにマットブラックを採用する。フェンダー部の“V8”ロゴの下には、“LIMITED EDITION”のバッヂを装着する。
インテリアは、「designoブラックレザーシート(ホワイトステッチ入り)」、「designoピアノラッカーウッドインテリアトリム」、「AMGパフォーマンスステアリング(ナッパレザー/DINAMICA)」など厳選した装備を採用。「Schocklエンボス入センターアームレスト」、 “LIMITED EDITION“の「イルミネーテッドステップカバー」などを採用する。
メーカー希望小売価格は、1,780万円(税込)
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