車のニュース
更新日:2018.12.19 / 掲載日:2018.12.18
トヨタ、「プリウス」をマイナーチェンジ エクステリアデザインを変更

マイナーチェンジが施された5ドアハッチバックモデル「プリウス」
トヨタは12月17日、5ドアハッチバックモデル「プリウス」をマイナーチェンジして発売した。今回のマイチェンは、フロントフェースとリアまわりのデザインを変更したことが挙げられる。フロントフェースは、ヘッドライトやフロントグリル、バンパーのデザインをリニューアル。リアまわりは、リアコンビネーションランプ、バンパーを変更している。水平基調のデザインで踏ん張り感のあるシルエットに仕上げている。
そのほかエクステリアでは、15インチアルミホイールにツインスポーク形状を採用。17インチアルミホイールに樹脂加飾部の塗装をチタン調に変更している。ボディカラーは、「ダークブルーマイカメタリック」を鮮やかな「ブルーメタリック」に変更。「エモーショナルレッド」を強い反射と濁りのない鮮やかな赤「エモーショナルレッドII」に変更している。ラインナップは、従来通りに9色を用意。
「サーモテクトライムグリーン」、「アティチュードブラックマイカ」、「スーパーホワイトII」以外のボディカラーは、繊細な凹凸を施した幾何学調フィルムをルーフに採用。ドアミラーとルーフアンテナもブラック塗装とした2トーンカラー「幾何学調ルーフフィルム」をオプションとして設定する。

インパネのエレクトロシフトマチック周辺やフロントコンソールトレイなどをホワイトからブラックに変更
インテリアは、インパネのエレクトロシフトマチック周辺やフロントコンソールトレイなどをホワイトからブラックに変更。フロントシートは、「Aプレミアム」、「Aプレミアム“ツーリングセレクション”」に、シートバックと座面からシート表皮の熱気やエアコンの冷風などを吸い込む「シートベンチレーション」を設定。

シートバックと座面からシート表皮の熱気やエアコンの冷風などを吸い込む「シートベンチレーション」を設定
また、AプレミアムとAプレミアム“ツーリングセレクション”にオプション設定している「おくだけ充電」のスペースを拡大。これにより、大きなスマートフォンを置いてワイヤレス充電が可能となる。また、専用通信機となる「DCM」(Data Communication Module)を標準装備とするほか、カーナビはオプションの「T-Connectナビ」と組み合わせることで、「コネクティッドサービス」が利用できる。
T-Connectサービスは、3年間無料で提供され、専任オペレーターがカーナビの目的地設定やホテルなどの予約などのリクエストに365日24時間対応する「オペレーターサービス」、トヨタスマートセンターの道路交通情報とユーザーの走行情報をベースに最適なルートを検索する「ハイブリッドナビ」、LINEのトーク機能でカーナビの目的地登録をしたり、ガソリン残量や天気などをチェックできる「LINE マイカーアカウント」のサービスが受けられる。

4機能をセットにした「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備
先進安全装備は、昼間の歩行者を検知対象にする「プリクラッシュセーフティ」、車線から逸脱しそうになっている場合にステアリング操作をアシストする「レーンディパーチャーアラート」(ステアリング制御付)、全車速追従機能付き「レーダークルーズコントロール」、ヘッドライトのハイビームとロービームを自動で切り替える「オートマチックハイビーム」の4機能をセットにした「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備。
駐車場からの後退出庫などのシーンで左右後方から接近してくる車両を検知して、ドアミラー内に設置したインジケーターを点滅させる「リアクロストラフィックアラート」を新たに一部グレードでオプション設定とする。なお、Toyota Safety Senseが全車で標準装備になったことにより、「E」グレードの車両重量が10kg増加して、JC08モード燃費が40.8km/lから39.0km/lに変更されている。
メーカー希望小売価格は、251万8560円~347万8680円(税込)