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更新日:2019.11.05 / 掲載日:2019.10.05

メルセデス・ベンツ、「GLC」「GLC クーペ」をマイナーチェンジ

メルセデス・ベンツ日本は10月3日、プレミアムミドルサイズSUV「GLC」「GLC クーペ」をマイナーチェンジし、同日から予約注文の受け付けを開始した。納車時期はメルセデス AMGモデル以外のモデルが11月頃、メルセデス AMGモデルが12月頃を予定している。今回のマイナーチェンジでは、内外装デザインの刷新のほか、対話型インフォテインメントシステム「MBUX」、最新の安全運転支援システムなどを採用している。

SUVらしい力強さをより表現したエクステリア

GLC 220 d 4マティック

GLC 220 d 4マティック クーペ

GLC 300 4マティック

GLC 300 4マティック クーペ

エクステリアは、クローム仕上げのアンダーガード、ツインルーバーグリル、2本のパワードームを備えたボンネットのフロントマスク、バンパー、エグゾーストエンド、フルLEDリヤコンビネーションランプに新デザインを採用したワイドなリヤエンドなど、SUVらしい力強さをより表現したスタイルになっている。さらに、メーカーオプションの「AMGライン(メルセデス AMGモデル以外に設定)」を選択すると、シングルルーバーのダイヤモンドグリル、フロントバンパー下部の左右に配置した2本のフィンなどを装着して、スポーティなスタイルに仕上げることができる。

上質なデザインはそのままにワイドディスプレイなど機能&操作性が向上したインテリア

インテリアは、上質&スポーティなデザインをそのままに、ダッシュボード中央には高精細10.25インチワイドディスプレイを配置し、Sクラスと同じデザインとなるメルセデス・ベンツ最新世代のステアリングホイール、カラーがゆっくりと変化し続けるマルチカラーアニメーションを搭載した「アンビエントライト(64色)」など、メルセデス・ベンツの最新モデルと共通のデザイン&装備を採用した。

Eクラスにも採用しているクリーンディーゼルターボエンジンを搭載

2.0L直4DOHC直噴ターボエンジン(左)、2.0L直4DOHC直噴クリーンディーゼルターボエンジン(右)

パワートレーンは、「GLC 220 d 4マティック」「GLC 220 d 4マティック クーペ」がEクラスにも採用している従来型より高出力化、振動、騒音、摩擦を低減した2.0L直4DOHC直噴クリーンディーゼルターボエンジン(最高出力194PS/最大トルク40.8kg・m)、「GLC 300 4マティック」「GLC 300 4マティック クーペ」が低回転から高回転まで伸びやかな加速を実現した2.0L直4DOHC直噴ターボエンジン(最高出力258PS/最大トルク37.7kg・m)で、全車とも9速オートマチックトランスミッション(9G-TRONIC)を組み合わせる。四輪駆動システムは、前後31:69の固定トルク配分となる「4マティック」を採用している。

CクラスやSクラスと同等の最新の安全運転支援システムを標準装備

先進安全装備は、速度に応じて車間距離を自動で調整する「アクティブディスタンスアシスト ディストロニック(自動再発進機能付き)」、高速道路を走行時に自動で車線を変更する「アクティブレーンチェンジングアシスト」、クルマ、歩行者など検知し、衝突回避および被害軽減をサポートする「アクティブブレーキアシスト(歩行者/飛び出し/右折時対向車検知機能付き)」など、CクラスやSクラスと同等の最新の安全運転支援システムを標準装備している。

エンターテインメント装備は、「ハイ、メルセデス!」の自然対話式音声認識機能を備えたボイスコントロール、AIによる学習機能などを備えた対話型インフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザーエクスペリエンス)」を全車標準装備し、エアコン、照明、音楽、シート設定などのシステムを統合的にコントロールして快適性を高めてくれる「エナジャイジングパッケージ」なども用意する。さらに、DCM(車載通信機)を標準装備し、24時間緊急通報サービス、24時間故障通報サービス、スマホで車両を遠隔操作&確認できる「リモート車両操作」などのテレマティクスサービス「Mercedes me connect」を利用することができる。

icon メルセデス AMG

ハイパフォーマンスモデルの「メルセデス AMG」は、GLCが「メルセデス AMG GLC 43 4マティック」「メルセデス AMG GLC 63 4マティック+」「メルセデス AMG GLC 63 S 4マティック+」の3グレード、GLC クーペが「メルセデス AMG GLC 43 4マティック クーペ」「メルセデス AMG GLC 63 4マティック+ クーペ」「メルセデス AMG GLC 63 S 4マティック+ クーペ」の3グレードをラインナップする。

「メルセデス AMG GLC 43 4マティック」「メルセデス AMG GLC 43 4マティック クーペ」は、エクステリアは「メルセデス AMG 43シリーズ」初の縦にルーバーが入ったAMG専用グリル、空力性能を向上させる新設計のフロント&リヤエプロン、新しいツインラウンドテールパイプ、インテリアは新たにスポーティなデザインのステアリングホイール「AMGパフォーマンスステアリング(ナッパレザー)」を採用した。エンジンは、ターボの大型化、制御の改良を施した3.0L V6DOHC直噴ツインターボエンジンを搭載し、従来型と比べて、最高出力が23PS向上した最高出力390PS/最大トルク53.0kg・mを発揮する。四輪駆動システムは、前後31:69の固定トルク配分となる「AMG 4マティック」を採用している。

「メルセデス AMG GLC 63 4マティック+」「メルセデス AMG GLC 63 S 4マティック+」「メルセデス AMG GLC 63 4マティック+ クーペ」「メルセデス AMG GLC 63 S 4マティック+ クーペ」は、従来モデルと同様の縦にルーバーが入ったAMG専用グリル、インテリアは正確な舵角を実現させるグリップを備えた最新のAMGデザインのステアリングホイールを採用し、さらに「Sモデル」のステアリングホイールには、走行モードの変更、サスペンションなどの調整を行うことができる「AMGドライブコントロールスイッチ」を備えている。エンジンは、4.0L V8DOHC直噴ツインターボエンジンを搭載し、「メルセデス AMG GLC 63 4マティック+」「メルセデス AMG GLC 63 4マティック+ クーペ」が最高出力476PS/最大トルク66.3kg・m、「メルセデス AMG GLC 63 S 4マティック+」「メルセデス AMG GLC 63 S 4マティック+ クーペ」が最高出力510PS/最大トルク71.4kg・mを発揮する。四輪駆動システムは、前後50:50から0:100の範囲で可変トルク配分となる「AMG 4マティック+」を採用し、コーナー出口での加速タイミングを早める、ブレーキング時の安定性を高める、発進加速時のトラクションを高めるなどを効果を発揮する「電子制御AMGリミテッドスリップデフ」などを装備している。

メルセデス AMG GLC 43 4マティック

メルセデス AMG GLC 43 4マティック クーペ

メルセデス AMG GLC 63 S 4マティック+

メルセデス AMG GLC 63 S 4マティック+ クーペ

ラインナップ・車両本体価格

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グーネットマガジン編集部

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グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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