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更新日:2021.03.30 / 掲載日:2021.03.30
北米マツダ、デザイン部門シニアディレクターに土田康剛氏就任

デザイン部門 シニアディレクターに就任する土田康剛氏
マツダ北米事業(Mazda North American Operations:MNAO)は現地時間29日、土田康剛氏をデザイン部門のシニアディレクターに任命したと発表した。土田氏は、次世代車両の企画やブランド戦略の策定など、デザイン業務を統括するという。
Mazda3、CX-7、コンセプトカーなどの実績
土田氏は、広島のマツダ本社で22年以上の経験を積んだ後、MNAOチームに加わった。最近では、2018年11月に発売された最新世代のMazda3のチーフデザイナーを務め、2020年のワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤーを受賞。また、「マツダ 魁 CONCEPT(マツダカイコンセプト)」のチーフデザイナーでもある。2000年代後半にはMNAOのデザインスタジオに勤務し、コンセプトカー「風籟(ふうらい・FURAI)」のデザインを担当した。
土田氏はマツダでエクステリアデザインを専門にキャリアをスタートし、1990年代後半から2000年代初頭にかけて、Mazda3、CX-7、コンセプトカー「流雅(りゅうが・RYUGA)」のリードデザイナーを務めている。
土田氏のデザインへのアプローチは時代を超えた美しさに焦点を当てており、そのデザインは人間の強い感情を呼び起こし、エネルギーと熱意を与えることを目指している。彼のお気に入りのマツダ車はRX-7で、熱心なサーファーでもあるという。