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更新日:2021.06.29 / 掲載日:2021.06.29
BMW M2 CS レーシングを購入可能な日本唯一のMモータースポーツ正規ディーラー誕生

ビー・エム・ダブリュー株式会社は6月28日、BMW M社が製造するBMW Mモデルのレーシング仕様車両を販売するBMW Mモータースポーツ・ディーラーとして、BMW正規ディーラーである株式会社モトーレン東都を認定した。
サーキット専用モデルを輸入販売開始!
BMW M社が開発する高性能マシンMモデルには、2つのカテゴリーがある。1つはサーキットでの走行を可能としたMハイ・パフォーマンス・モデル、もう1つはサーキットで培われた技術を余すことなく取り入れ走行性能を高めたMパフォーマンス・モデルであり、両モデルとも公道走行が可能。
BMW M社では、さらに、公道走行ができないレース用のサーキット専用モデルの製造も行なっている。従来、サーキット専用モデルについては、ビー・エム・ダブリュー株式会社は輸入していないため、BMW正規ディーラーを通じての購入は不可能であったが、ビー・エム・ダブリュー株式会社は、BMW Mのモータースポーツ活動を積極的にコミュニケーションするため、サーキット専用モデルを輸入し、サーキット愛好家に応えることとした。
サーキット専用モデルの販売、サービスは、通常モデルの販売、サービスとは異なるため、日本全国のBMW正規ディーラーより、BMW Mモータースポーツ・ディーラーとして世界基準の要件を満たすディーラーを選抜し、株式会社モトーレン東都がBMW Mモータースポーツ・ディーラーとして、日本において初めて認定された。
6月28日に発売されたBMW M2 CS Racingは、日本国内において、株式会社モトーレン東都からのみ購入が可能である。
「BMW M2 CS レーシング」
高性能コンパクト・スポーツ・モデル「BMW M2 CS」をベースに仕上げられた、カスタマー・レーシングのエントリー・モデルとなるサーキット専用モデル。カスタマー・レーシング・エントリー・モデルとして、ABSやDSCなどのドライビング・アシスト・システムもレース仕様に調整され装備されているため、ビギナー・ドライバーでもより安全に車両操作が可能になるよう配慮された車両。
3.0L直列6気筒Mツインパワー・ターボ・エンジンや、モーター・スポーツ専用のソフトウェアにより制御される7速DCTを搭載し、最大トルク550Nm/2,350rpm-5,500rpmを発揮、最高出力は各レース規定に基づき280~365PSの間に設定可能となっている。
また、車両購入後に個人でパーツ等を追加することで、最高出力450PS(331kW)/6,250rpmまでチューンアップする事も可能な設計となっていると同時に、既に450PSまで引き上げられたモデル「BMW M2 CS レーシング 450PSバージョン」も販売される。希望小売価格は1499万円~1799万円(税込)。
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