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更新日:2021.11.26 / 掲載日:2021.11.26
BMW M社 創立50周年記念し初代ロゴ復刻 欧州発表

BMWの高性能スポーツモデル開発等を担うBMW M GmbH(BMW M社)は現地時間の2021年11月24日、同社の創立50周年を記念した特製ロゴを公開、Mシリーズおよび「M Sport package」に設定することを明らかにした。このロゴ装着車の受注は、本国では2022年1月末から開始するとしている。
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2022年5月に創立50周年 M社の情熱示すロゴが復活

今回の歴史的ロゴ復刻は、同社のアニバーサリーイヤーを盛り上げるキックオフイベントとして企画されたもの。2022年3月以降に生産されるMシリーズおよびM Sport package車両のフロント、リア、ホイール・ハブに、BMW M社の前身であるBMWモータースポーツ時代に使用していたロゴがあしらわれる。ロゴは青、紫、赤の半円を組み合わせたデザインで、1973年に同社開発のレーシングカーに初めて採用された。このロゴは伝説的モデルの「BMW M1」にも装着されたが、同モデルはBMW M社のプロダクション・カーの中で唯一、初代ロゴを付けた車両だったという。
それぞれの色には意味が与えられており、BMWを象徴する青、レースを象徴する赤、そして紫は両者のつながりを表している。この紫は後年、ダークブルーに変更され、現在に至る。
同社のフランシスカス・ファン・ミール取締役会長は「クラシックな “BMW Motorsport “のエンブレムとともに、BMW M社の創立記念日を迎える喜びを、ファンの皆様と分かち合いたい」と語った。
2022年はスペシャルモデル&同社初の電動車を発表か

BMW M社では、迫るアニバーサリーイヤーに向け、様々なモデルの発売を企画、開発を進めているという。今回の発表では、BMW M3ツーリング、BMW M4クーペのスペシャルモデル、そして新型BMW M2の発表を来年行うことを示唆。さらに、これに並行して同社史上初となるフル電動ハイパフォーマンスモデルの開発も進行しており、来年の発売を予定しているとしている。
また、同社の歴史を象徴する50種類のボディカラーも2022年に提供される。ダカール・イエロー、ファイヤー・オレンジ、デイトナ・バイオレット、マカオ・ブルー、イモラ・レッド、フローズン・マリーナベイ・ブルーなど、それぞれが同社の50年の歴史の時代を意味するものだとしている。
さらに、来年は数々のイベントも開催予定。5月にイタリアで開催予定の「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラデステ」では、アニバーサリー・パフォーマンスを予定。続く英国開催の「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」、米カリフォルニア州での「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」などにも出展を予定している。そしてニュルブルクリンクでの24時間レースでは、そのパフォーマンスで自らの歴史を祝うと意欲を示している。
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