GRMNヤリス500台限定販売　予約抽選の受付を開始　トヨタ

　TOYOTA GAZOO Racing（以下、TGR）は1月14日、「GRMN※2ヤリス」500台限定販売モデルの予約抽選の受付を開始した。価格帯は 7,317,000～8,467,000円となる（消費税込み）。

　ベースグレードのほか、ロード性能を高めた“Circuit package”と、悪路走破性を高めた“Rally package”の3グレードが用意される。購入には、予約抽選のWEB申し込みの後、当選者に春ごろ商談が行わる。

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モータースポーツの現場で鍛え上げられたGRMNヤリスが初公開＆予約受付開始

　GRヤリスは、2020年の発売以来、モリゾウこと豊田社長自らがステアリングを握り、スーパー耐久シリーズ※4や、全日本ラリー選手権※5など、様々なモータースポーツに参戦。これらの経験からドライバーのフィードバックを受け、課題解決し、安全で乗りやすいクルマへと進化させてきた。同社はこれを1月14日、東京オートサロン2022※1にて初公開している。

　GRMNヤリスの開発は、「モータースポーツの現場で“スピーディに、かつ人に合わせて進化するクルマ”を、お客様にもお届けしたい」という豊田社長の思いからスタート。モータースポーツ参戦からの学びを生かし、ボディ剛性強化や約20kgの軽量化※6、車高10mm※6低減による低重心化、全幅10mm拡大※6による空力改善を実現。性能向上させた機械式LSDや、クロスギアレシオトランスミッションとローファイナルギヤのセットを採用。また、プロドライバーによる走り込みによって制動力やグリップ、コーナリング性や追従性も向上させ、より安心して速く走れるクルマへと進化した。

　さらに「アップデートプログラム」と「パーソナライズプログラム」のふたつのサービスも提供され、モータースポーツの現場から“スピーディに、かつ人に合わせて進化するクルマ”を実現する。レースごとのタイムリーなクルマの進化を「アップデートプログラム」で実現するとともに、ドライバーに合わせたカスタマイズによりパフォーマンスを引き出す体験を「パーソナライズプログラム」で実現し、レース車両と同様のクルマの進化をGRMNヤリスで感じることができる。

　GRMNヤリスは、1月14日よりTGR WEBサイトにて予約抽選の受付を開始し、2022年夏頃より全国のGR Garageにて発売。ベースグレードのほかに、“Circuit package”、“Rally package”が用意される。スーパー耐久シリーズ参戦からフィードバックを受け、ロード性能を突き詰めた“Circuit package”には特別な外板色の「マットスティール※8」が設定され、限定50台で販売予定。また、ベースグレードに追加可能な販売店装着オプションとして、全日本ラリー選手権参戦からフィードバックを受け、あらゆる路面での走破性を高めるパーツを集めた“Rally package”も設定された。

GRMNヤリス　メーカー希望小売価格

GRMNヤリス　WEB抽選申し込み～納車フロー例＊

1）1/14（金）～2/28（月） WEB申し込み（予約）
2）3/9（水） 当選連絡
3）春頃 商談（受注）
4）春～年央 ご成約者様向けパーソナライズプログラム体験提供
5）納車

■WEB抽選URL （日本語のみ）
　https://toyotagazooracing.com/jp/form/grmnyaris_agreement/
＊ご成約タイミングにより、パーソナライズのタイミングが異なる場合があります

　なお、既にGRヤリスを購入したユーザーもGRMNヤリスの性能の一部を体感できるよう、GRパーツの追加設定が2022年秋頃に予定されている。

“軽量スポーツ4WDの究極の姿”GRMNヤリス

　GRMNヤリスはGRヤリスをベースに、モータースポーツの現場で鍛え上げた技術やパーツを多数投入し、軽量化およびボディ剛性強化を突き詰めることで、軽量スポーツ4WDの究極の姿を実現したもの。生産はGRヤリス同様、元町工場の専用ラインで「匠」の技能を有する従業員により行われる。

　クロスギアレシオトランスミッションとローファイナルギヤのセットを採用。ギアレシオはエンジンパワーバンドを効率的に使用できるよう1速～4速をクロスレシオ化し、駆動力を最適化したローファイナルギヤが組み合わせられた。また、耐久レースなどでの信頼性向上のため、1、3、4、5速とファイナルギヤにSNCM材の採用およびショット処理を追加し、ショックトルク強度と疲労強度を大幅に向上されている。

　軽量高剛性なカーボン（綾織CFRP）をフードやルーフ、リヤスポイラーなどに採用したことに加え、リヤシートを撤去。乗車定員を2名としたことで、約20kg※6の軽量化を実現している。

　スポット溶接打点数を545点※6増加し、構造用接着材を12m※6長く塗布することにより、更にボディ剛性を強化。ドライバーの操作に、よりダイレクトに応えることが可能に。

※1 2022年1月14日から16日の3日間（14日 ： 業界・報道関係者招待日、15・16日 ： 一般公開日）、幕張メッセ（千葉市）で開催されるカスタマイズカーイベント
※2 TGRが手がけるスポーツカーシリーズ「GR」の頂点に立つ数量限定モデルの総称
※3 GRMNヤリスはマーケティング名称であり、届出等に関わる名称は、GRヤリス GRMN
※4 ROOKIE RacingよりGRヤリスをベースとした「ROOKIE Racing GR Yaris」で2020年シーズン～2021年シーズン第2戦まで出場
※5 GRヤリスをベースとした「GR YARIS GR4 Rally」で2021年シーズンより参戦
※6 GRヤリス RZ“High performance”との比較。車高低減と全幅拡大は“Circuit package”のみ適応
車高リヤスポイラーを除いた車体の高さ
※7 有料（価格は今後ご案内予定）。希望者のみへのご提供プログラム
※8 別途オプション価格として352,000円（消費税込み）が必要
※9 全車、有償カラー設定のため、上記の金額に、選択いただいた外板色の価格が加算されます
※10 Rally packageは販売店装着オプションのため、メーカー保証の対象外です
※11 8,378,764円は“Rally package”のすべてのパーツを追加した場合の価格です。個別にパーツを選択した場合は、価格が異なります。なお別途、各販売店での工賃が発生します
※12 架装車両のため、持ち込み登録

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