新型車比較・ライバル車対決
更新日:2020.05.29 / 掲載日:2020.05.29

TOYOTA新型ハリアー VS ライバルモデル先取り大研究

icon 新型ハリアー

フロントオーバーハングが強めな従来型に対して、新型はその辺りのバランスが適正化され、伸びやかなスタイルに仕上がっている。洗練さは明らかにこちらが上だ。

icon 従来型ハリアー

2013年デビューのモデルだが、グリルガーニッシュに輝くエンブレムや縦桟意匠、長く伸びたノーズデザインなど、まだまだ十分戦えるセンスを感じる。激戦区でトップを走り続けられたのは納得だ。

icon 新型ハリアー

車高を下げたことに加えDピラーを寝かしたことでクーペ風のプロポーション感を強めていることが印象的。見た目ほど寸法数値には差がないが、全体的に拡大化が図られている。

従来型と見比べると、スイッチ類が整然と処理されており加飾パネルやパッドの処理になったことが際立つ。馬の鞍をイメージしたセンターコンソールも抜群の存在感だ。

icon 従来型ハリアー

横から見たボディパネルの抑揚の利かせ具合こそ新型と比べると控えめに映るが、伸びやかなプロポーションは美しい。新型が従来型のキープコンセプト路線を採用したのは十分納得できる。

加飾パネルやボード上面の丁寧な処理や、上質なシートの採用などは、プレミアムモデルらしい手法と感じるが、コンソール内にナビが収まるレイアウトには設計年次を感じてしまう。

装備&機能は、当然のごとく新型が圧勝

 2013年以来、約7年ぶりのフルモデルチェンジとなる新型ハリアー。従来型は2017年にビッグマイナーチェンジを受け、機能系装備を強化しているが、それでも最新TNGA技術に連なる装備機能が採用された新型と比べると、かなりの見劣りを感じてしまうのは仕方がないだろう。特に安全運転支援機能と車載ITの差は1世代以上はある。

  • 安全運転支援機能のトヨタセーフティセンスは、途中数回の改良を受けることで性能向上を図っていたが、新世代型に大幅アップデートした新型と比べるのは少々酷だ。

  • 2017年からの後期型で投入された2L直噴ターボ車は231PS/35.7kg・mを発揮する。最新ターボらしい伸びやかな加速を持つ高性能スポーツという位置付けのグレードだ。

    提供元:月刊自家用車

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

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