新車値引き情報
更新日:2023.04.26 / 掲載日:2023.04.26

私もX氏 読者の値引き実例 印鑑を武器にハリアーが41.3万円引き!

その1 ハリアーから41.3万円引き!

TOYOTA ハリアー
ハイブリッドG
トータル値引き 41.3万円
値引き率 9.5%
From岐阜県

決め手はトヨタの同士討ち!
印鑑を武器に攻めました!!


 母の代理で交渉しました。狙いはミドルクラスのSUVです。
 ホンダのZR-Vはたったの5万円引き。エクストレイルはオーダーストップでした。
 本命はハリアー。経営の違うトヨタ3店と商談。そのうち1店は5万円引きで、即刻ボツ。ほかの2店はともに25万円引きを提示してきたので、第2ラウンドへ。
 トヨタA店に「条件が良ければ契約する」といって印鑑をちらつかせると、上司に相談して39万円引きを出してきました。
 続いてB店へ。A店の条件を伝えて、ここでも印鑑をちらつかせると「店長に相談します」。
 戻ってきて41万円引きの支払い総額412万円を提示。そこで「切りよく410万円」と迫るが「決裁が下りません」とのこと。
 結局、ドリンクホルダーとガソリン満タンの無料サービスで決着。最終的な条件は車両本体から38万3411円引き、付属品(7万450円)から3万円引き(ドリンクホルダー分を含む)です。
 帰り際、店長さんが菓子折りを持って「次はお手柔らかに頼みます」といってきました(笑)。

値引き採点 4
ハリアーから40万円超なら文句なしの特上クラスです。トヨタ同士の争いを上手にあおったのが勝因でした。値引きの合計が45万円以上もしくは値引き率が10%を超えていたら、採点は5となりました。


その2 ヴォクシーから50.8万円引き!

TOYOTA ヴォクシー
ハイブリッドS-Z(7人)
トータル値引き 50.8万円
値引き率 12.2%
From京都府

「無茶やっても怒られへん」
なんと心強い言葉でしょう!


 狙いはヴォクシー。経営の違うトヨタ3店と商談。「短期間で決めたいので最初から駆け引きなしでガツンと値引きしてください!」と迫る。
 すると、トヨタA店がいきなり48万円引きを提示。担当セールスさんは売上成績がトップで「多少の無茶やっても怒られへんのです」。
 B店にこれを伝えると、あっけなく白旗。ただし馴染みのC店は「なんとか頑張ります。最後に来てください」。
 A店と再び商談。さらなる上乗せを迫ると、最終的に車両本体から28万5547円引き、メーカーオプション(40万1500円)から20万円引き、付属品2万2407円分が無料サービスで、合計50万7954円引きとなったので契約。C店は丁重にお断りする。なお、これまで乗ってきたクルマは買い取り専門店に売却する予定。

値引き採点 5
ノア/ヴォクシーは「納期の異常な遅れを値引きでカバー」という売り方をしていますが、それにしても50万円オーバーの例はほとんどありません。“超”の付くウルトラCクラスと考えていいでしょう。


その3 トゥインゴから21.8万円引き!

RENAULT トゥインゴ
インテンス キャンバストップEDC
トータル値引き 21.8万円
値引き率 7.7%
From神奈川県

契約直後17万円値上げ!
決断して本当に良かった


 近所のルノー正規ディーラーA店にて商談するが「トゥインゴは値引きゼロが基本」とのこと。取りつく島なし。
 経営の違う正規B店へ。他店と商談していることがわかると「当て馬はイヤです」というので「A店は高飛車な態度が気になります。ここがダメなら国産車にします」というと「そういうことなら頑張ります!」。提示してきた支払い総額は290万円。
 念のためA店とも再度商談してみたが「うちは頑張っても303万円」。終了。
 B店へ。妻が280万円を要求すると「来月より値上げ」を盾に抵抗。すると妻は「国産車にします」。担当さんあわてて「上に相談します!」。
 その結果、車両本体と付属品43万2850円から21万7771円引き、支払い総額281万円で決着。いわく「本社の役員の決裁を得ました」。

値引き採点 5
販売店には「トゥインゴは国産車にはない個性的なクルマなので値引きしなくても買ってもらえる」という意識が強いようです。実際、5万円程度で購入しているユーザーも多いので、20万円超なら大成功!


その4 デイズから35.8万円引き!

NISSAN デイズ
ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション
トータル値引き 35.8万円
値引き率 15.8%
From大阪府

三菱を先行して日産を叩け!
驚愕の値引き率15%超!!


 eKクロスは2回目で値引き35万円/下取り15万円を提示してきたが、態度を保留。なお、下取りは12年落ち/エアコン故障のAZワゴンで、買い取り専門店では2万円。
 日産にて商談。デイズは値引き15万円/下取り1万円。
「おいくらなら決めていただけますか?」。
X「三菱さんは値引き+下取りで合計40万円ですよ」
「店長と相談してみます」
 奥でなにやらゴニョゴニョ。しばらくして戻ってきた。
「さすがに40万円は無理ですが、これでどうですか?」
 車両本体とメーカーオプション(3万8500円)/付属品(45万84円)から合計35万8284円引きを提示。デイズは車両価格がeKより約10万円低く、支払い総額は5万円ほど安くなったので判子を押した。下取り車は買い取り専門店に売却する。

値引き採点 5
三菱を先行させて日産を上手に攻略しています。デイズは大幅な値引きを出していますが、ここまで取れた例はあまりありません。値引き率は“超”ウルトラCクラスの目安である15%を超えています。


その5 N-BOXから14.2万円引き!

HONDA N-BOX
カスタムL
トータル値引き 14.2万円
値引き率 6.0%
From熊本県

堅物営業をその気にさせろ!
遠くのホンダで近くを攻略!!


 13年間乗ってきた娘のパッソを買い替えることになり、私がお手伝いしました。
 タントやルークス、スペーシアとも商談しましたが、娘の第一候補はN-BOXです。
 近所のホンダA店は値引き5万円/下取り2万円を提示。営業さんは堅物でノリも悪く、上乗せは難しそうです。
 そこで、遠方のホンダB店に出向いて交渉すると、値引き10万円が出ました。
 再びA店へ。B店の10万円引きを伝えると、店長さんに相談の上、同じ10万円引きに。さらにアップを迫ると「他店の見積もりを見せてくれたら考えます」とのこと。
 後日、他店の見積もりを持参してA店と最終交渉。その結果、車両本体と付属品38万4725円から14万2200円引き、下取り7万円で契約。ETCの取り付け工賃も無料にしてくれました。

値引き採点 3
「遠方を先行させて近所を攻める」という戦術が功を奏しています。地域性を考えると採点は4ですが、全国レベルで評価して3としました。もうひと押しして15万円引きを超えたかったところです。


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内外出版/月刊自家用車

ライタープロフィール

内外出版/月刊自家用車

オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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