新車値引き情報
更新日:2023.05.26 / 掲載日:2023.05.26

私もX氏 読者の値引き実例集 難攻の新型セレナ・下取りなしの交渉やいかに

その1 セレナから19.2万円引き!

NISSAN セレナ
ハイウェイスターV(8人)
トータル値引き 19.2万円
値引き率 4.8%
From埼玉県

“納期”を盾に超強気
下取りなしも痛かった


 クルマを不慮の事故で失ったため“納期の早さ”が重要です。しかし、ノアは8か月、ステップワゴンは15か月待ち。セレナだけは2か月だったので、これに狙いをつけて交渉を開始しました。

 ただしフルチェン直後だったため「値引きは5万円。これ以上は絶対できない」と超強気。ノア(45万円引き!)をぶつけてみましたが、「新型」と「納期が早い」を盾にまったく応じてくれません。

 そこで、経営の違う日産同士の争いに持ち込んだ結果、車両本体とメーカーオプション6万6000円から8万2212円引き、付属品(64万9720円)から11万円引きに。タイムリミットが迫っていたので契約しました。下取り車がないため「値引きができない分を査定額に上乗せしてもらう」という戦術が使えなかったのが痛かった。

値引き採点 4
「納期の早さを最優先する」という縛りがあったため、苦戦を強いられました。獲得した値引き条件は現時点で評価すると採点は3となりますが、フルモデルチェンジ直後ということで4としました。


その2 ステップワゴンから25.6万円引き!

HONDA ステップワゴン
e:HEVスパーダ(7人)
トータル値引き 25.6万円
値引き率 5.9%
From愛知県

強力な武器で新人を攻略!
熱意を褒めたら15万円UP


 狙いはステップワゴン。
 ホンダA店の新人さんは「通常は5万円引きですが、頑張ります!」とのこと。

 経営の違うホンダ4店とも商談するが、どこもガードが堅い。A店だけが熱心に売り込んできたが、それでも10万円+端数でストップ。

 そこで、ホンダ車に乗っている父にホンダB店を紹介してもらうと、まさかの25万円引きが飛び出した。
 これをA店の新人さんにぶつけて「B店で決めてしまおうかと思ったが、あなたの熱意は無視できません。なんとかできませんか?」と攻めた。

 最終交渉の結果、車両本体から15万円引き、付属品(58万1350円)から10万6480円引き、さらにガソリン満タン納車となったので契約。なお、これまで乗ってきたプレマシーは納車前に買い取り専門店に売却する予定。

値引き採点 4
強力な紹介販売を武器に新人セールスマンを上手に攻略しています。おそらく上司に「お客さんが私の熱意を買ってくれています。なんとしても決めたい!」と泣きついたのではないでしょうか?


その3 CX-30から36.9万円引き!

MAZDA CX-30
Xブラックトーンエディション(4WD)
トータル値引き 36.9万円
値引き率 8.2%
From大阪府

あれ!? 馴染みの店が冷たい
だったら別の店にアタック!


 3年落ちCX-30の車検切れが近づいたため買い替えを決意。年次改良で商品力が上がったCX-30を再び狙う。

 まずは買い取り専門店4社をまわると、どこも205万円前後を付けてきた。
 現車を購入したマツダA店には好条件を期待したが、値引き25万円/下取り205万円と予想を大きく下回る。上乗せを迫ったが「これが限界」とのこと。

 そこで経営の違うマツダB店へ。A店の条件を伝えて競合を仕掛けた。すると車両本体(有料色含む)とメーカーオプション20万2380円/付属品59万4642円から36万9082円引き、下取り210万円(4か月後の納車まで据え置き)を提示してきたので契約。

【追記】 納車前に買い取り専門店をまわったところ、1社が216万円を出してきたので売却することにした。

値引き採点 5
馴染みのA店を先行させて、経営資本の異なるB店を攻めたのが功を奏しています。強気な売り方をしているマツダのSUVから約37万円引き/8.2%なら大成功。下取り車の処分も評価します。


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内外出版/月刊自家用車

ライタープロフィール

内外出版/月刊自家用車

オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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