新車値引き情報
更新日:2024.04.03 / 掲載日:2024.04.03
今が買い時のホンダSUV3選 〜値引きの神様直伝! ディーラー攻略法&特選3モデル〜
●文:川島茂夫
この春「HONDA」を買うならこのモデルは見逃せない!
HONDA狙い目モデル購入アドバイス!

「ホンダは安売りしない」
それは過去の話
ホンダ車は値引きしない……、いきなりショッキングな書き出しで始まったが、かつてはこれが“定説”だった。
ライバル車と競合しても「うちは安売りできません」などと強気な売り方を展開するのが常で、実際「3〜5万円引きで様子をうかがって10万円引き程度で決着」といったパターンが当たり前だった。
ところが、近年は君子豹変、メーカーのトップが「値引き競争は市場のダイナミズムだ」などとコメントし、販売店も「数を売るためには積極的に値引きして攻勢に出る」という売り方に大きく変わってきている。
特にホンダ側が「負けたくない!」と闘志を燃やしてくるのが、トヨタだ。商談を進めているユーザーが競合していることがわかると、一気にヒートアップとなり、値引き条件や下取り金額を上乗せしてくる。特に人気モデルほどこの傾向が強い。
だからこそ、ホンダ車を攻略しようと思ったら、まずは「トヨタを先行させて揺さぶりをかける」という戦術を採りたい。その際の殺し文句としては「家族はトヨタを推しているけど、値引きしだいではホンダにしたい」といったセリフがとても効果的だ。
ホンダ同士を対決させる
同士競合で限界値引きを
ただし、一番有効な攻略法は「ホンダの敵はホンダ」作戦だ。商談が終盤になってきたら、経営資本の異なるホンダの販売店同士の争いを明らかにして、一気に決着をつけること。
ホンダの販売店は2006年から「ホンダカーズ」の名称に統一されている。しかし「店名を統一したからホンダ同士の競合はできない」というわけではない。
経営資本の違いを見分けるコツは「ホンダカーズ○○(地名が多い)」という名称をチェックして「○○」が一文字でも違っていたら「経営が違う」と判断していい。
たとえば「ホンダカーズ東京」と「ホンダカーズ東京西」は別の販売会社だ。もちろん別会社なら競合が可能で心置きなく“値引きで勝負”に持ち込むことができる。
今年の春もホンダは“”値引き攻勢”を継続中。上手に攻めれば、飛び切り割安な買い物ができること間違いなし。とりわけ、これら3モデルは買い頃、たたき頃! いい買い物を楽しんで欲しい。
この春の特選3モデルはこれ!
HONDAヴェゼル(マイナーチェンジ前モデル)

マイナーチェンジ前の在庫車は大幅値引きが期待できる
現在、マイチェン前のバーゲンセールを実施中。黙って座っても25万円引きは出してくる。付属品をたっぷり付けたら値引きの合計が35万円を超えることも。すでにマイナーチェンジモデルのティザーサイトが開設されるなど、オーダーストップが近い。マイナー後のモデルは少々車両価格アップが予想され、さらに値引きも引き締められる。今ほどお買い得に狙うことはできないだろう。狙うならすぐに販売店へ走れ!
HONDA N-BOX

人気なのに、値引きは大盤振る舞い。リセールもクラス最強
フルチェンからまだ半年の新型としては“異例”ともいえるほど値引き条件が緩い。本誌には車両本体と付属品の値引き合計が22万円を超えた例も報告されているほどだ。さらに売れ続けている人気モデルゆえにリセールが強いことも特徴。実用系の軽自動車としては最高レベルのB評価だ。納期に関しても1~2か月で、在庫車があれば即日納車も可能。「早い」「安い」「お得」が詰まった一台なのだ。
HONDA ステップワゴン

ノア/ヴォクシーとの競合で大幅値引きが確実
比較的新しいモデルだが、大盤振る舞い中! 今年正月からの年度末商戦では値引き合計が30万円を超える報告例も珍しくなかったほど。ホンダディーラー同士を噛み合わせて上手に攻めていけば40万円引きの大台も期待できる。ライバル筆頭はノア&ヴォクシー。まずぶつけると“値引きで勝負”に出てくる。納期は売れ筋のe:HEV車なら1か月程度、ガソリン車は3~4か月が目安になっている。