新車値引き情報
更新日:2021.02.09 / 掲載日:2017.11.30
【新車値引き購入事例】プリウスPHVとアクアのセットで50万以上値引き?

<FROM茨城県>
<決意表明>
石原さとみの「ビューン!」は本当だった。プリウスシリーズのプリウスPHVにひと目惚れしたけれど、高額の上、値引きも渋くて思い切れない。そんな折、長男が「コンパクトカーが欲しい」と言い出した。チャンス到来。「2台まとめてHOWマッチ?」作戦を実行して「クルマはビューン、値引きはドーン!」を実現します。
<PROFILE>
■年齢/家族 54歳。妻と次男(大学生)の3人住まい。長男はすでに独立しています。
■住まい 茨城県在住。生まれも育ちも愛知県のため、大のトヨタ党。常日頃、渋滞しらずの田舎道をまっさらの新車で「ビューン!」と爽快にドライブしたいと思っています(笑)。
■職業 電機メーカーの会社員。エンジニアなので、新技術が大好きです。
■性格 いろいろ欲しがる割には自分で動くのはおっくうというタイプです(笑)。正直なところ、商談も苦手なので、今回の値引き交渉は頼りになる妻に任せて、私は隣でニコニコ眺めている作戦をとることにしました。
■カーライフ 最初に買ったのは中古のコロナ。それ以降は新車でレビン→コロナ→イプサム→ファンカーゴとトヨタ一筋。現在の愛車は2年前に購入したエスクァイアです。
■趣味 週8冊の読書にふける活字中毒。最近のお勧めは道尾秀介さんの「満月の泥枕」。毎週出かける図書館も新車で行くなら楽しみ倍増!
<作戦会議>
プリウスPHVは他社に真っ向からぶつかるライバルがいません(現在では新型リーフが有効)。おとなしく商談すると「値引きはできないが、補助金がもらえる」などと言って強気な売り方をしてきます。攻略のコツは経営資本の異なるトヨタ同士の争いにもち込むことですが、最初からあからさまにやると警戒されることもあるので注意してください。アクアにはフィットHVやノートe-POWERが有効ですが、これも経営の違うトヨタ同士の争いが一番効果的です。
<X氏が選んだクルマ&理由>
TOYOTA プリウスPHV A 380万7000円 本命
落ち着いた乗り心地なのに「ビューン!」という加速。まさに電気自動車を実感できます。妻も「ほかのクルマとはまるっきり違う!」と驚いていました。荷室や後席の居住性は少し不満の様子でしたが、妻にとって一番の問題は値段です。神風的な値引きがでないと……。
TOYOTA アクア Gソフトレザーセレクション 208万9800円 本命
息子の要望は「燃費のいいコンパクトカーであること」のみ。毎日、長距離を走るということでハイブリッドのアクアを第一候補にしました。7月にマイナーチェンジしたばかりなので値引きが気になりますが、プリウスPHVと“2台まとめてドーン!”といってみたい。
TOYOTA ヴィッツ ハイブリッドF 181万9800円
コンパクトカーのハイブリッドということでアクアより若干広く使い勝手は良さそう。価格はアクアより27万円も安いものの、オプションを含めると思ったより高くなる。ベースがガソリン車というのも若干マイナスイメージ。アクアの対抗馬ではあるが、ネッツ店専売というのが値引きには不利か。
TOYOTA ルーミー カスタムG-T 196万5600円
息子がこれまで乗ってきたファンカーゴの後継車といえる存在。アクアやに比べて居住性と積載性に優れていて、運転席からの視界もいい。安全装備に関しては最低限の機能はありそうなので問題なし。トヨタ店とカローラ店の2系列で販売している。
TOYOTA タンク カスタムG-T 196万5600円
ルーミーの姉妹車。こちらのほうがスポーティで若々しいイメージだが、息子は「どっちでもいい」とあまり気にしていないようだ。ハイブリッドが用意されていれば本命になったはずが、ガソリン車なので次点候補に。トヨペット店とネッツ店で販売。
【プロローグ】 2017年4月、長男が独立。「通勤にクルマが必要」とのことでファンカーゴ(12年落ち)を譲ったため、我が家はエスクァイア1台体制に……。しかし、やはり2台ないと何かと不便。
コンパクトカーでも購入しようかと思ったが、4月某日、たまたま出向いたディーラーでプリウスPHVに試乗。加速感も静粛性も、まさに異次元の世界! その感動で、ターゲットをロックオン! 早速、見積もりを出してもらったが「値引きはまったくできません。ただし、補助金20万円が受け取れますよ」とのこと。
支払い総額はなんと414万円! 完全に予算オーバー。ロックオン状態だった気持ちもいきなり急降下。その日はそのままスゴスゴと退散した。
かといって、PHVの走りを一度体験してしまうと、今さらほかのクルマを買う気になれない。夏のボーナスまで待って、妻にお伺いを立てるが、
妻「不便でも1台でなんとか生活できます。そんな高額なクルマは無駄、無駄、無駄、無駄!」
と、漫画のやられ役のごとくボコボコにされてしまった(笑)。
要するに神風的な値引きでも飛び出さないとPHVの購入は厳しい。毎月、月刊自家用車の値引き表を眺めていたが、プリウスPHVは発売から半年経っても「激渋」マークが消えない。
「こりゃ、だめだぁ」とあきらめかけていたが、お盆休みで長男が帰省すると状況が一変!
長男「ファンカーゴは18万kmを超えていて、いつ壊れてもおかしくないんだよね。通勤に使っているんでやばいよ。新車に買い替えたいと思っているんだけど……」
X「そうだな、どうせいつかは買い替えなくてはならないのだから、これを機に2台まとめて購入しよう。それならPHVでも大幅値引きが期待できるぞ!」
妻「うんと安くなるなら、それもありね。でも、予算に合わなかったら、長男のクルマだけにするからね。その時は(あなたのクルマは)あきらめてね」
ついに許可が下りた!
私の本命はもちろんプリウスPHV。これ以外は眼中になし。一方、長男は「燃費のいいコンパクトカーならなんでもいい」とのこと。そこで、別記のクルマが候補にあがってきた。幸い、プリウスはトヨタ全系列で取り扱っているので「まとめ買い」のパワーをフルに生かせる。
2台まるごとHOWマッチ!? 買い物のプロ奥様、恐るべし! 快挙! PHV+HV=63.5万円引き
【8月17日(木)】 いよいよ明日から商談開始。その前夜、交渉方針の打ち合わせをした。
妻「値段が折り合わなければ『プリウスPHVの購入はやめ!』ってことを忘れないでね」
X「PHVと息子のコンパクトカー(本命はアクア)、2台合わせて40万円引きが取れたら購入でいいよな。ほら、月刊自家用車の最新号にはプリウスPHVもアクアも『20万円引きが取れたら特上クラス』って書いてあるからね」
妻「え~、その程度じゃまとめ買いの意味がないじゃない。最低でも合計50万円引きだね。でも、もっといけるかもしれないから、こっちからディーラーさんに数字は言わないことね」
X「たしかに、こちらの予算を正直にいう馬鹿はいないやね」
妻「もし、セールスさんが希望を尋ねてきたら、しらっとして2台まとめて100万円引き!とか、強気に言わなくちゃ!」
さすが、頼りになります。でも、私が営業マンなら、こんなお客は怖くて相手ができません(笑)。
【8月18日(金)】 まずは4月に見積もりを出してもらったトヨタA店を訪問。なじみのセールスさんが応対してくれた。
こちらの事情を説明すると、端末をたたきながら見積もりを作成。提示してきた総額(値引きなし)は、プリウスPHV419万円、アクア281万円。
X「2台合わせて700万円ですか……契約をまとめて同時にするので、精いっぱいの金額を出してもらえませんか?」
セ「どちらも値引きはあまりできないんです」
あれ? のってこない。どうやら「まとめ買い」を本気には捉えていないようだ。
X「息子のファンカーゴでお世話になっているトヨタB店にこれから行くので、金額を聞いておかないとこちらに戻ってこれなくなります」
セ「2台同時というのはこれまで経験がないんです。果たして、特別な条件が出せるかどうか、わかりません。でも、プリウスPHV400万円、アクア258万円までなら、なんとか頑張れます」
2台合わせて658万円。逆算すると、値引きの合計は42万円。「トヨタB店へ行く」というのが強い刺激になったようで、思い切った数字を出してきた。ただし、夫婦で決めた目標の50万円引きには届いていない。
ちなみに候補に挙がっていたルーミーも現車を見せてもらい、話を聞いてみた。クルマ自体は魅力的だが「大人気で納期は3か月以上としか言えません」(いくらなんでも長すぎる)とのこと。さらに「ご希望のターボの燃費は今お使いのファンカーゴより悪いかもしれません」(買い替える意味がないぞ)。この2点を聞いて、早々に脱落と判断した。
続いてトヨタB店を訪問。半年ごとにファンカーゴを点検に出していた店で、顔見知りのセールスさんと商談を開始した。
客層が若く、店内は活気がある。大幅な値引きが飛び出しそうな雰囲気だが、セールスさんのくだけた口調には、おじさんとしてちょっと抵抗を感じる。
この店はヴィッツを扱っているので、プリウスPHVとアクア、それにヴィッツHVの組み合わせで見積もりを出してもらった。
値引きなしの支払い総額はプリウスPHV419万円、アクア283万円、ヴィッツ265万円。
X「ヴィッツのほうが若干安いということはわかりました。あとで息子に希望を聞いてみますので、今日のところはアクアで話を進めさせてください」
セ「ご希望の金額は?」
X「そりゃあ、安ければ安いほどいいですね」
セ「それでは作戦の立てようがありません」
うん? 作戦ってなんだ? もう少しこちらの要望を聞くのが先ではないかと気に障ったので、商談終了も怖れずに「2台合わせて600万円!」とムチャぶりをしてみた。すると、
セ「650万円なら、なんとかお出しできるんですけれど……」
一発回答で目標の50万円引きを超えてしまった。思わず身を乗り出す。ここで、いよいよ我が家の財務大臣の登場。
妻「650万円では厳しいですね。とても買えません。もう少し頑張ってもらえませんか」
私を制して、やんわりと、けれどきっぱりと上乗せを迫ってくれました。600万円と言いながら、50万円も高い650万円という数字に飛びついてしまいそうになった自分を反省。セールスさんは金額を合わせようと、熱心にいろいろと提案してきた。
セ「まずは、プリウスPHVの契約をしていただいて、そのあとでアクアの条件を詰めていくというのはどうでしょうか?」(とにかく1台だけでも契約を取りつけようという戦術のようです)
X「いや、だらだらと商談するつもりはありません。2台まとめて契約といきますよ」
セ「グレードや仕様、オプションを見直せば、もう少し値段を下げられると思うんですが……」
X「安くするために必要なものをなくしてしまうのでは本末転倒です。変更はできませんね」
セ「グレードやオプションの見直しをしていただかないと、これ以上、安くするのは厳しいんです」
X「申しわけないけれど、見直しするつもりはないので、純粋に金額だけ頑張ってほしいですね」
セ「う~ん……では、2台まとめて640万円を切るくらいまでは、お互い検討しましょう」
「お互い」という言葉が気になる。どうやら、いざとなったらグレードやオプションの「見直し」を提案するつもりのようだ。こちらの交渉方針とは噛み合いません。
「ヴィッツとアクアの選択も含めて息子と相談してみます。ともかく2台まとめて契約するつもりです」と伝えて店を後にした。
「激安じゃなきゃ購入はやめ!」 合計50万円引き? まだまだね
まだ時間があったので、再びトヨタA店に立ち寄ってみた。
X「B店さんは思い切った数字を出してくれました。2台まとめて650万円が出ています」
セ(あわてた様子で)「そんなに出していますか? あのファンカーゴに値が付いたんですか?」
X「下取りの話はしていません。なにせ12年落ちですからね」
セ「前回、提示した658万円も限界に近いんですが、とにかく、もう少し検討してみます」
セールスさん、必死に端末をたたき出した。
セ「2台まとめて655万円です。どうやってもこれ以上の値引きは入力できないんです」
この店では値引き条件の上限が決められているようで、無理な数字は入力できないようになっているらしい。
X「下取りには値を付けられないんですか?」
セ「付けたいのですが、12年落ちで走行距離18万kmではなんともできません。ただし、引き取って廃車の手続きをさせていただき、税金などもきちんとお戻しします。だから、決めてください!」
X「しかし、トヨタB店では650万円だからね」
セ「う~ん……では、ちょっと相談させてください」
しばらくして戻ってきた。
セ「なんとか、うちも650万円にできました」
提示してきた条件はプリウスPHV=値引き24万円、支払い総額395万円、アクア=値引き26万円、支払い総額255万円で、2台まとめて650万円。
セ「これが限界です!」
私はそろそろと思ったが、妻は相変わらず無表情。
どうした!? これでもダメなのか。「もっと引かせなさい!」ということなのか?
X「正直、トヨタB店さんは決めるといえば、650万円より安くなりそうです。ですが、私はなじみのあるセールスさんから買いたいんです。妻は1円でも安い店から買おうと言っているので、ぜひもう少し検討してください」
セ「すいません。今日はすでに本社が閉まってしまったので、なんともできません。明日、相談してみるので、もう一度来ていただけませんか?」(いつのまにか7時を過ぎていました)
妻(クールに)「具体的にはどれくらい期待していいですか?」
セ「う~ん……10万円とかの上乗せはとてもできませんが、なんとか1万円でも下げられるように頼んでみます」
これにて初日終了。
帰りがてらの夫婦の会話。
X「目標達成したから決めてもよかったんじゃないか?」
妻「あなたはどちらの味方なの? 私? それともお店? 1円でも安くというのが買い物の基本でしょ。目標値が出たからといって、そこで止めたらだめ。セールスさんの様子からすると、もう少しお願いできそうな感じだったでしょ。本社に相談するというんだから、それを待って決めましょう」
セールスさんは終始「もう限界」という表情を浮かべており、妻はどこを見て「もう少しお願いできそう」と感じたのか、私にはまったくわからない(笑)。
ともあれ、初日からセールスさんと妻のハードな応酬を目の当たりにして、実は、一番やる気がないのは私ではないか……と反省した。やはり何事もやり遂げるという執念が肝心だ。
30年以上も会社勤めをしてそれなりに経済の仕組みはわかっているつもりでいたが、こと買い物となると妻にはかなわない(笑)。家計を預かるというのは、日々こんな戦いなのだろうか?
自宅に戻ると、郵便受けにトヨタB店のセールスさんが書いたメモが入っていた。どうやら売り込みに訪ねてきたようだ。そういえば、12年前にファンカーゴを購入した際、当時のセールスさんも来店後すぐに自宅まで売り込みに来て、そのまま購入に至ったことを思い出した。トヨタB店では「その日のうちに売り込め!」が伝統なのだろうか?
【8月19日(土)】 息子に電話して、初日の状況を説明した。
X「使い勝手がいいのでルーミー/タンクを勧めたいけれど、納期が3か月もかかるんだ」
息子「ファンカーゴがやばいんで、なるべく早くしてもらいたい。だからルーミー/タンクはやめよう。やっぱりアクアだな」
というわけで、まとめ買いはプリウスPHVとアクアの組み合わせに決定した。
あとはどこから買うかだけだが、私が望んでいるトヨタA店はセールスさんの口ぶりからすると、大幅な上乗せは望めそうにない。となると、あのくだけた調子の若いセールスさんがいるトヨタB店が濃厚となってきた。
夕方、トヨタA店のセールスさんから電話が入った。
セ「Xさん。もうトヨタB店と契約されてしまったでしょうか?」
X「いや、まだです」
セ「こちらも上乗せが取れたので、ご来店、願えませんか?」
X「どれくらい頑張れたのですか?」
セ「それはお越しいただいたときに、ご説明させていただきます」
X「わかりました。では、期待して明日伺います」
妻の「まだまだいける」という読みは正しかった! 恐るべし、買い物のプロ! クルマに熱い思い入れがないが故に、冷静に交渉ができるようだ。
万歳! ついに60万円に到達! ここが正念場、X氏が本領発揮!!
【8月20日(日)】 お盆休みの最終日の夜というタイミングで、トヨタA店を訪問。
セ「Xさん、頑張りました! この場で2台とも決めていただけるなら総額640万円にします!」
値引き合計は60万円に到達! ああっ、昨日決めなくてよかった! 内心、万歳をしながらも、ここは冷静を装って交渉を続行。
X「実は昨夜、息子から約5万円分のオプションの追加希望がありました。これも含めて同じ金額でできませんか?」
セ「ちょっと待ってください(しばらく端末と格闘)。どうしても同じ金額にはできません。追加込みで642万円なら何とかします。これで決めてください! 実は、640万円という数字は「決めてもらえる」という条件で上と約束した数字なんです!」
テーブルに頭をつけて懇願されてしまった。しかし、もう少し上乗せを獲得しないと、妻の活躍ばかりが目立って私の成果がない。これではX氏としてふがいなさすぎる。ここが正念場だ。
X「PHVにオプションの充電ケーブル(8100円)を付けてくれるなら、642万円で契約します。(妻に向かって)どう? これならいいよね?」
妻「うん、いいね」
セ「Xさん、本当にこれで最後にしてくださいね。では、上と相談してきます」
しばらくして戻ってきた。
セ「OKになりました!」
これにてめでたく契約です。
プリウスPHV
車両本体値引き(メーカーオプ ション11万700円含む)26万 6120円、付属品(12万62 40円)値引き5万4000円 支払い総額387万円
アクア
車両本体値引き(メーカーオプ ション24万840円含む)26万 1230円 付属品(43万90 8円)値引き5万4000円 支払い総額255万円
値引き合計は63万5350円! 家族みんなが満足する結果を得ることができた。
【余談】プリウスPHVの充電設備工事は、トヨタのカタログには10万円台の工賃が掲載されていた。しかし、工事の内容を見ると、電流容量に合わせて少々太めの配線で専用コンセントを取り付けるのみ。そんなに難しそうではない。そこで近所の電気設備屋さんに頼んだら3万円で施工してくれた。これで我が家のガレージで、いつでも自由にバッテリー充電ができるようになった。
新築の家では「あらかじめEV充電用のコンセントを取り付けるケースが増えてきた」とのこと。ただ、我が家のように古い家でも簡単に設備が付けられることがわかれば、もっとPHVやEVの普及が加速すると思う。
ちなみに割安な深夜電力がいつの間にかなくなっていたのはショック。東京電力はEV普及に逆風を吹かせるつもりなのだろうか? 購入時の補助金だけでなく、こういった日常の維持費こそ普及のためには重要なのではないだろうか。
<これに決めました>
TOYOTA プリウスPHV A
まずは妻に感謝!
月刊自の効果も絶大!
短期決戦に勝利しました
「欲しいけど、高いから無理かな」と思っていたプリウスPHVですが、なんとか購入できました。こういった事態に備え、日頃から節制し、貯金につとめ、商談でも頑張ってくれた妻に一番の感謝です。また、無理なことばかり要求する我々に嫌な顔ひとつしないで、最後まで付き合ってくれたトヨタ店のセールスさんにも感謝!
振り返ると、ディーラーと直接交渉したのはわずか2日間。事前の準備と方針がぶれないことが勝因だったと思います。購入予定がなくても月刊自家用車を購読しておくといざというときに役に立ちますね。月々1000円足らずの出費で数十万円の値引きが獲得できるなんて投資効果は絶大です……というわけで、いまのところ購入予定はありませんが、月刊自家用車は買い続けます!
<AFTER IMPRESSION>
奥様のサポートが絶妙、究極の夫婦共同作戦成功です!
奥様の素晴らしいサポートに盛大な拍手を送ります。もしもX氏ひとりで交渉していたら、20万円も高い買い物になっていたのではないでしょうか。奥様は商談に積極的に参加しているわけではありませんが、ここぞという時に実に鋭い突っ込みを入れています。それも単なる上乗せの要求ではなく、セールスマンをしっかりと追い込んで「このままだと買ってもらえない。頑張らなくちゃ!」という気持ちにさせています。X氏ではおなじみの「夫婦共同作戦」の究極の形といえるでしょう。獲得した値引き条件にはどちらも「まとめ買い」ならではの効果がはっきりとあらわれています。とくに新型プリウスPHVは「超ウルトラC」です。
提供元:月刊自家用車