新車値引き情報
更新日:2022.03.16 / 掲載日:2022.02.25
読者の値引き実例 私もX氏
その1 ノアから38.3万円引き!
TOYOTA ノア
ハイブリッドS-Z(7人)
トータル値引き 38.3万円
値引き率 8.3%
From大阪府
強気の新型には強気で迫れ!
店長さんにズバリと指値!!
昨年末、新型ノア/ヴォクシーのティザー(予告)キャンペーンが始まったとの情報を入手。現在乗っているノアはまだ3年目ですが、安全装備や燃費に若干の不満があったので、買い替えを検討することにしました。
早速、トヨタへ。このお店の店長さんとは長い付き合いで、これまで3台のノアを購入。気心知れた仲なので、快く発売前の内部資料を見せてくれました。実車はおろか、カタログすらない状況ですが、この時点で気持ちが抑えられなくなってしまいました(笑)。
オプションを含めた支払い総額が「アルファードが買えるのでは?」と思うほど高額になってしまったので、こちらから「毎月のローン金額を5万円以内に抑えてもらいたい」という希望を突きつけて、商談を開始しました。
すると店長さんは「なんとかしましょう!」と言って奮戦。最終的に月々4万9500円となったので契約。注文書には車両本体とメーカーオプション70万700円/付属品25万1790円から38万2841円引き、下取り額226万円となっていました。
値引き採点 5
新型ノア/ヴォクシーは売れ行きが好調で強気な売り方を展開しています。発売前の契約で合計38万円引き/値引き率8%超ならウルトラCクラスです。下取りもかなり割高な値が付いています。
その2 アルファードから60.5万円引き!
TOYOTA アルファード
S Cパッケージ(7人)
トータル値引き 60.5万円
値引き率 12.11%
From岐阜県
難関はトヨタではなく、
嫁さんの説得でした(笑)
2年前にヴェルファイアを購入。実はアルファードが本命だったのですが、値引きの勝負で“ヴェル”に軍配があがりました。以来、営業マン氏には「アルファードが販売できるようになったら安くしてね」と話していました。
“ヴェル”はまだ車検が1年ほど残っていますが、最近の中古車の高騰ぶりをみていると買い替えに気持ちが動きます。また、次回のフルチェンでは“ヴェル”が消滅するとの噂も気になります。
そこで、試しに例の営業さんに査定してもらうと、なんと380万円! 思った以上の高値に一気に火がつきました! そして、いつものように値引き交渉を開始。その結果、車両本体とメーカーオプション15万4000円/付属品17万1560円から60万5132円引きとなったので決定しました。
値引き採点 5
下取り額の380万円は破格です。タイミングを逃さずに一気に買い替えに動いたのは大正解! モデル末期といっても合計60万円引き/値引き率12%なら大成功! 弊誌の賞金で、奥様にお食事を。
その3 レヴォーグから7.9万円引き!
SUBARU レヴォーグ
GT-H EX(4WD)
トータル値引き 7.9万円
値引き率 1.9%
From千葉県
野村克也氏と月刊自家用車の
教えを実践したら大成功
故・野村克也氏の著書に書いてあった「バッター目線で相手を攻略する」手法を参考に商談しました。
ゴルフやノートオーラ、“カロツー”も検討しましたが、本命はレヴォーグ。下取り車(15年落ちレガシィ)を購入したスバルへ。なじみのセールスさんながら「値引きゼロ/下取りゼロ」と取りつく島なし。そこで、ライバルとの競合(野村氏の教え①エサを撒く)を伝えて退店。
1か月後、ズバリと目標値引きを伝えると「相談します」(教え②配給を支配する)。最後はこちらの要求通りの条件を提示(教え③狙い通りの球を投げさせる)してきたので納得して契約。注文書には車両本体値引き5万5000円、付属品(30万1620円)値引き2万3605円、下取り15万3560円となっていました。
値引き採点 5
強気な売り方をしてくるレヴォーグを、じっくりと時間をかけて効果的に攻めています。下取り査定額は大部分が“実質的な値引き”と考えていいでしょう。値引き+高取りの合わせ技で採点は5としました。
その4 カローラクロスから29.9万円引き!
TOYOTA カローラクロス
ハイブリッドZ
トータル値引き 29.9万円
値引き率 8.7%
From埼玉県
熱意は数字で表れる!
長く付き合いましょう
C-HRも検討したが、居住性を重視してカローラクロス一本に絞った。
インターネットを通じて県内のトヨタ5社に見積もりを依頼し、各社のセールさんと面談。そのなかから熱意の高かった3社を選び出して、ベストプライスを要求した。
すると、A社が28万円引きを提示。ほかは15万円引き、17万円引きであった。
A社のセールスさんに対する妻の印象も良く、私も「長くお付き合いしたい」と思ったため一週間後、再び商談。最終条件をお願いしたら支払い総額334万円を提示。こちらが自前で作成した希望見積もりと総額が完全に一致していたので迷わず契約。注文書には車両本体とメーカーオプション24万3100円から10万円引き、付属品(22万1650円)から19万9440円引きとなっていた。
値引き採点 4
「セールスマンの熱意をチェックして絞っていく」という戦術が功を奏しています。獲得した条件は文句なしの特上クラス。値引き総額が30万円もしくは値引き率が10%を超えていたら採点は5でした。
その5 ヤリスクロスから27.5万円引き!
TOYOTA ヤリスクロス
ハイブリッドZ
トータル値引き 27.5万円
値引き率 9.3%
From愛知県
お父さんの年季はダテじゃない!
“どえらい”数字をもぎ取った
娘のフィット(10年落ち)を買い替えることに。狙いはヤリスクロス。経営の違うトヨタ3店と商談したが、本命は新人の女性が担当となったA店。店長さんがバックアップしてくれるので「どえらい条件が飛び出す!」と確信。
12月末、トヨタA店へ。他店の条件は値引き27万円、下取り10万円で、支払い総額269万円だった。
セ「店長に相談するので、ご希望額をお聞かせください」
X「今から言う金額は希望額ではなく、私どもが買える金額です。1万円でも高くなったら買えません。支払い総額250万円なら即決します」
すると奥から店長さんが登場。最終的に満額回答。注文書には車両本体とメーカーオプション16万5000円/付属品21万8380円から27万5018円引き、下取り32万810円となっていた。
値引き採点 5
トヨタ3店を相手に“ベテランの味”をいかんなく発揮して、最初に確信した通り、新人女性セールスを見事に攻略しています。“高取り分”を換算すると実質的に50万円近い値引きが出ています。
その6 ヴェゼルから22.7万円引き!
HONDA ヴェゼル
e:HEV Z
トータル値引き 22.7万円
値引き率 6.6%
From京都府
ひと声で8万円の上乗せ!
奥様の心をがっちり掴む♥
狙いはヴェゼル。付き合いのあるセールスさんと商談。
セ「5~10万円引きしか出してないのですが、特別に15万円引きでどうですか?」
X「ホンダを買うなら、こちらからと思っています。なんとかなりませんか?」
セ「う~ん……わかりました。では、8万円ほど上乗せします。うちの店では過去最高の値引きですよ!」
もう少し粘ろうと思ったのですが、妻は「今後の付き合いもあるから、これでいい」とのこと。新年契約の特典がもらえたのも妻の心を掴んだようです。車庫証明費用(手続きはサービスでやってくれます)や納車費用も最初からカットしてくれています。納期も1か月と早かったので契約。注文書には車両本体値引き10万円、付属品(47万1240円)値引き12万6740円となっていました。
値引き採点 3
ヴェゼルから約23万円引き/6.6%なら合格ラインを超えていますが、もうひと押ししたかったところです。先に他のホンダと商談してから付き合いのある店を攻めると効果が得られたと思います。
その7 ルークスから20.7万円引き!
NISSAN ルークス
ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション
トータル値引き 20.7万円
値引き率 8.9%
From広島県
ピンチはチャンスです
生産停止をネタに攻撃
息子が初めて新車を購入することになりました。N-BOXやeKスペースなども検討しましたが、本命はルークス。日産A店が好条件を提示し、ほぼ決まりとなったところで「ルークスが安全装置の問題で生産停止」とのニュースが飛び込んできました。納期が遅れる……しかし、ピンチはチャンス! これをネタにさらに攻めよう(笑)。
家族揃って日産へ。
X「息子は早く新車に乗りたいと言っているので、今日、話がまとまらなかったら、明日はホンダへ行きます」
すると店長さん、あわてて本部と相談。最終的に車両本体から17万7425円引き、付属品(33万7615円)から3万円引き、査定ゼロのアルトバン(11年落ち)の下取り額5万8600円、さらにキャッシュバックキャンペーンの5万円がもらえます。
値引き採点 5
父上が各店を相手に、本家「X氏の値引き大作戦」並みの値引き交渉を展開しています。ルークスから獲得した条件は高取り分とキャッシュバックも含めると、実質的な値引きは30万円を超えています。
その8 ジムニーから12.1万円引き!
SUZUKI ジムニー
XC(4WD)
トータル値引き 12.1万円
値引き率 5.8%
From埼玉県
競合させてものってこない
終始苦戦で終わってしまった
娘が「頻繁に故障するのでミラ(18年落ち!)を買い替えたい」と相談してきた。狙いは「ジムニー一択」とのこと。納車1年待ちの難敵だ。
まずは激戦区・東京に越境するが「値引きは通常5万円だが、特別に6万5000円」と、ガードが堅い。
さらに正規ディーラー3社、サブ店1社をまわるが、どこも「ジムニーは人気があるので値引きはあまりできない」と強気。粘っても7~9万円引きでストップ。「二桁はいけるだろう」と思っていたが、現実を思い知らされる。
最後に出向いたスズキと交渉した結果、車両本体と付属品(18万6065円)から12万845円引きが飛び出したので契約した。納期は1年かかるので、ミラは下取りに含まれていない。納車の際に引き渡せば「8000円程度になる」とのこと。
値引き採点 5
ジムニーは発売以来、売れ行き好調。「納期は1年」の異常事態を続けているため値引き交渉を仕掛けてものってきません。5万円引き程度で購入している人も多いので、12万円引きなら特上クラスです。
ライタープロフィール
オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。
オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。