輸入車
更新日:2023.12.04 / 掲載日:2023.12.04
今年の1台はどのクルマ?「2023-2024 日本カー・オブ・ザ・イヤー」10ベストカー
2023-2024 JAPAN CAR OF THE YEAR 【グーワールド コラム/イベント】
文●ユニット・コンパス 写真●SUBARU、トヨタ、日産、ホンダ、三菱、アバルト、BMW、マセラティ、フォルクスワーゲン
問い合わせ:⽇本カー・オブ・ザ・イヤー URL:https://www.jcoty.org
(掲載されている内容はグーワールド本誌2024年1月号の内容です)
2023-2024 日本カー・オブ・ザ・イヤー 10ベストカーがついに決まった
その年の代表となる1台を選出する「日本カー・オブ・ザ・イヤー」の季節がやってきた。2022年11月1日から2023年10月31日までの期間、日本で発売されたクルマがノミネート対象。今年は国産車と輸入車合わせて34車種が選出された。全体の7割近くが輸入車となる一方、国産車のノミネート(つまりニューモデルの数)は例年と比べて控えめだ。
そんななか、今回の10ベストに選ばれた輸入車は4台。アバルト 500e、BMW X1、マセラティ グレカーレ、フォルクスワーゲン ID.4である。なかでもアバルト 500e、フォルクスワーゲン ID.4はコンパクトな電気自動車。現実的な価格で輸入車の電気自動車が買えるようになったのが注目すべきポイント。一方でマセラティ グレカーレのような高性能SUVもまだまだ牽引力があると感じた。
国産車は、トヨタ アルファード/ヴェルファイア、トヨタ プリウス、日産 セレナなどの定番人気車種が揃っている。特にトヨタ プリウスはよりスタイリッシュになったデザインが見どころ。これらの10ベストから本賞に輝くのはどのクルマか。その答えは12月7日の最終選考会で明らかになる。
⽇本カー・オブ・ザ・イヤー 10ベストカー
SUBARU クロストレック
クロスオーバーSUVのクロストレックは、都会からアウトドアまで幅広く活躍できる1台。FWD/4WDから選べる。
トヨタ アルファード/ヴェルファイア
トヨタのフラッグシップミニバン。4代目はプラットフォームが一新され、高級サルーンのような快適性を身につけた。
トヨタ プリウス
ハイブリッドカーのパイオニアであるプリウスの最新モデル。今回は低重心のスポーティなフォルムが特徴的。
⽇産 セレナ
5ナンバーサイズの人気ミニバン。全車にプロパイロットを装備するほか、衝突回避ステアリングアシストを初採用する。
ホンダ ZR-V
デザインと走りを磨き上げた新型SUV。ガソリンとハイブリッド(スポーツe:HEV)を用意し、WLTC燃費22.0km/Lを実現。
三菱 デリカミニ
スーパーハイト軽ワゴンのデリカミニ。兄貴分のデリカD:5譲りの力強いルックスと広い室内が魅力のクルマだ。
アバルト 500e
アバルト初の電気自動車が500e。パワフルなモーターとスポーティな足まわりで、今後のホットハッチの方向性を示した。
BMW X1
BMWのSUVのなかで最もコンパクトなのがX1。BMWカーブド・ディスプレイを採用し、操作性を高めたのがトピック。
マセラティ グレカーレ
ミドルクラスSUVのグレカーレ。2L4気筒ハイブリッドと3LV6ターボを搭載。走りのパフォーマンスは一級品。
フォルクスワーゲン ID.4
フォルクスワーゲンの最新電気自動車がID.4。バッテリー容量は52kWhと77kWhを設定。航続距離と走りの性能を両立する。
日本カー・オブ・ザ・イヤー公式ロゴが新しくなった!
書道をモチーフに「JCOTY」と書かれた新公式ロゴ。ロゴでクルマのサイドビューを描き、躍動感を演出している。
最終選考会は12月7日に開催へ
今回は10ベストカーの発表だが、12月7日に東京ポートシティ竹芝で開催される最終選考会では2023-2024 日本カー・オブ・ザ・イヤーの本賞が決まる。表彰されるのはどのクルマになるのか10ベストカーから予想してみよう!