輸入車
更新日:2024.02.10 / 掲載日:2024.02.06

リセールバリューも良好・いま注目のおすすめ輸入車5選!

ジープ グランドチェロキー

文●九島辰也 写真●ユニット・コンパス
(掲載されている内容はグーワールド本誌2024年3月号「これが令和の輸入車購入法[2024年は新しい買い方でいこう!]」記事の内容です)
※ナンバープレートは、すべてはめ込み合成です。

ここでは、クルマとしての魅力だけでなく、リセールバリューを含めた将来性も鑑みてチョイスしたオススメ新車を紹介する。月々の支払額で考えれば、思わぬモデルが購入対象になるかもしれない。

[ジープ グランドチェロキー]ラングラーとは異なるジープの魅力

 本格的ラグジュアリー路線へ一気に舵を切った5世代目グランドチェロキー。高級感あるデザインと製造のクオリティをこれまでより向上させた。プラットフォームはステルヴィオと同じ“ジョルジオ”を採用し、高次元の走りを手に入れている。また、インテリアもこのクルマのセールスポイントで、これまでのジープブランドとは思えない質感を手に入れた。パワーソースは2L直4ターボとそれにモーターを組み合わせたハイブリッドの2種類が用意される。

ジープ グランドチェロキー リミテッド(8速AT) ●全長×全幅×全高:4900×1980×1810mm ●ホイールベース:2965mm ●車両重量:2070kg ●エンジン:直4DOHCターボ ●排気量:1995cc ●最高出力:272ps /5250rpm ●最大トルク:40.8kgm/3000rpm ●新車価格:830万円〜1060万円(グランドチェロキー 全グレード)

インターフェースをデジタル化しながらウッドパネルやレザーの質感を上げたインテリアは高級感たっぷり。キャビンは広く快適。
ボディタイプはスタンダードボディとロングホイールベースの“L”があり、前者は直4とハイブリッド、後者はV6エンジンを搭載する。

[フォルクスワーゲン ID.4]高いユーティリティ性が自慢の電気自動車

 フォルクスワーゲンブランド初となる本格的BEVがコレ。IDシリーズとしてラインアップする第一弾だ。特徴はMEB(モジュラーエレクトリックドライブマトリックス)アーキテクチャーと呼ばれるEV専用のプラットフォームで、効率的な電池の搭載を実現。最大航続距離は618㎞(Pro)、充電は普通充電と急速充電に対応する。駆動はリアモーターのリア駆動。充電にポルシェやアウディのディーラーネットワークを使うことができるのはうれしい。

フォルクスワーゲン ID.4 Lite ●全長×全幅×全高:4585×1850×1640mm ●ホイールベース:2770mm ●車両重量:1950kg ●最高出力:170ps ●最大トルク:31.6kgm ●新車価格:514万2000円〜648万8000円(ID.4 全グレード)

運転席まわりは近未来的で、スイッチ類も最小限。メータークラスターが小さいのも個性的。キャビンは広く快適な空間だ。
EV専用のプラットフォームなのでスペース効率は高い。大きくないスリーサイズながらラゲッジを広く使える。

[BMW 3シリーズ ツーリング]1台ですべてをこなせる手堅いツーリング

 現行型は2019年に7代目に進化したモデルのマイナーチェンジ版。2022年秋に内外装のデザインに手が入った。エンジンは2L直4ターボのガソリンユニットとディーゼルユニットというラインアップ。SUVやクロスオーバー全盛だが走りを楽しむならワゴンという選択はありだ。

BMW 320d xDrive ツーリング Mスポーツ(8速AT) ●全長×全幅×全高:4720×1825×1455mm ●ホイールベース:2850mm ●車両重量:1740kg ●エンジン:直4DOHCディーゼルターボ ●排気量:1995cc ●最高出力:190ps /4000rpm ●最大トルク:40.8kgm/1750-2500rpm ●新車価格:664万円〜1104万円(3シリーズツーリング 全グレード)

リアシートを前方までスライドさせるとかなり広いカーゴスペースが生まれる。このスペースを持ったままセダン並みのハンドリングを楽しめるのもツーリングの美点だろう。

[フィアット ドブロ]アクティブギアとして使い方はアナタ次第

 ルノーカングーのライバル車として日本導入されたモデル。そもそもは商用車で、現在も自家用と両方が製造されている。ボディは標準とロングがあり、後者はドブロマキシと呼ぶ。エンジンは1.5Lディーゼルターボの一本。シトロエン・ベルランゴ、プジョー・リフターとは兄弟車。

フィアット ドブロ(8速AT) ●全長×全幅×全高:4405×1850×1850mm ●ホイールベース:2785mm ●車両重量:1560kg ●エンジン:直4DOHCディーゼルターボ ●排気量:1498cc ●最高出力:130ps /3750rpm ●最大トルク:30.6kgm/1750rpm ●新車価格:399万円〜429万円(ドブロ 全グレード)

全長が短いにもかかわらずハイトワゴンだけあり、縦方向のスペースに余裕がある。車中泊が容易にできそうだ。これなら国産ミニバンからの乗り換えも不満はないかも。

[メルセデスAMG C43 4MATIC]高い実用性と優れたパフォーマンスを両立

 5代目Cクラス(W206)のAMGモデルとして追加されたモデル。2L直4ターボユニット(M139)はAMGスタッフの手により組み上げられている。ターボの仕組みはF1からのフィードバックとなる。“AMG顔”のフロントグリルをはじめいたるところにAMG要素が注入される。

メルセデス AMG C43 4MATIC (9速AT) ●全長×全幅×全高:4785×1825×1450mm ●ホイールベース:2865mm ●車両重量:1860kg ●エンジン:直4DOHCターボ ●排気量:1991cc ●最高出力:408ps /6750rpm ●最大トルク:51.0kgm/5000rpm ●新車価格:1211万円(C 43 4MATIC)

デジタル化されたインターフェースとスポーツシートがクルマの性格を表す。エンジンにはAMGのマークと組み上げた技術者のサイン入りプレートが貼られている。
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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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