輸入車
更新日:2025.02.19 / 掲載日:2025.02.19
高性能モデルが続々!東京オートサロン2025で魅せた輸入車の最新モデルたち

TOKYO AUTO SALON 2025【グーワールド コラム/イベント】
文●ユニット・コンパス 写真●川崎泰輝、ユニット・コンパス
問い合わせ:東京オートサロン事務局 URL:https://www.tokyoautosalon.jp/2025/
(掲載されている内容はグーワールド本誌2025年3月号の内容です)
輸入車の最新モデルに注目!東京オートサロンレポート
年明けのビッグイベントといえば東京オートサロン。今年は2025年1月10日(金)から12日(日)に千葉県・幕張メッセで開催された。ここ最近の東京オートサロンは輸入車メーカーも力を入れており、ニューモデルのお披露目をする場となっている。特に昨年秋は一般向けのジャパンモビリティショー(元東京モーターショー)が開催されない年だったこともあり、力を入れていたメーカーも多かった。今回早速その内容をレポートしよう。
まず感じたのは、人の多さ。関係者のみが入場できる初日の午前中でも多くの来場者で賑わっており、その熱気は例年以上だった。輸入車で特に注目なのがフォルクスワーゲンのブース。そこに置かれていたのは、ブルーのフォルクスワーゲン ゴルフRだ。筆者の記憶にあるデザインと微妙に異なり「おや?」と思ったが、そうこれはマイナーチェンジモデル。LEDヘッドライトが新デザインになったほか、バンパー、リアコンビネーションランプ、ベンチレーショングリルが新形状になっている。足まわりには新デザインの19インチアルミホイールを装着しているが、こちらはオプション装備。このホイール、1本あたりわずか8kgと非常に軽量で、レーシーな形状が目を引く。ブースに配置された大型モニターではサーキット走行の映像が流れており、ゴルフRの高いパフォーマンスをアピールしている。2003年に登場したゴルフIVベースの「R32」以降、フォルクスワーゲンは常に高性能ハッチバックの最前線にいたが、2025年でもそれは変わらないようだ。なお、ほかにもブース内には新しくなったゴルフRヴァリアント、ゴルフGTIも展示されていた。
次はBMWブース。プレミアムブランドでありながら、モータースポーツ活動にも積極的なBMWはオートサロンでも強いオーラを放っている。なかでも注目すべきはMパフォーマンス・パーツでドレスアップされたBMW M5。M5は5シリーズをベースにした高性能モデルで、最新モデルは4.4LV8ツインターボとモーターを組み合わせたPHEVとなっている。システム最高出力は727馬力と圧倒的だが、日本初公開となるMパフォーマンス・パーツをまとうことで、ひと目で圧倒的な力を秘めたクルマということが伝わる。ほかにもレーシングドライバーによるトークショーやサイン会などが行われ、来場者に大サービス。
ほかにもBYDやヒョンデのニューモデル、普段見る機会が少ないロータスの高性能GTなど見どころはたくさん。2025年の輸入車界隈、これから大きな盛り上がりが期待できそうだ。



ほかにもニューモデルが多数展示

BMW純正となるMパフォーマンス・パーツを装着したBMW M5。カーボン製パーツを用いてレーシングマシンのような迫力を実現した。ほかにもM2、M4、i5ツーリングなどを展示。

アルピーヌブースには「A110R チュリニ」が展示されていた。カーボンパーツで軽量化され、パフォーマンスをアップしたストリートレーサー。

ヒョンデブースには日本初公開となる新型EVの「インスター」が早くも展示されていた。コンパクトなボディと可愛いデザインは人気間違いなし。

ここ最近知名度を上げている中国の新興ブランドがBYD。電気自動車を主力とし、今回も新型車「シーライオン7」が展示されていた。

ピンクのボディが目を引くロータス エメヤ。大柄なボディに4ドアを備えることからポルシェ タイカンあたりがライバル? 正式導入を待ちたい。