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更新日:2019.12.05 / 掲載日:2019.12.03
BMW Mモデルでドリフト体験! だれでも参加OKのドライビング・レッスンをお台場で開催

『BMW Group Tokyo Bay お台場 POWER SLIDE』
文と写真●ユニット・コンパス
お台場でドリフトのレッスンが受けられる!? ビー・エム・ダブリューは、東京お台場にある日本最大のブランド拠点「BMW GROUP Tokyo Bay」にて2020年2月から開催される『BMW Group Tokyo Bay お台場 POWER SLIDE』の概要を発表した。これは、BMW Mモデルの持つハイ・パフォーマンスを安全に、楽しみながら体験できるドライビング・レッスン形式のプログラムで、プロドライバーによるサポートを受けながら、段階的にドライビングスキルのレベルアップを目指していく。参加費用は5000円で、BMWオーナーでなくても大丈夫。レッスンにはBMW Mモデル(M3、M4を予定)が用意される。参加方法は、BMW GROUP Tokyo Bayのサイトから申し込み(後日、開催日が近づいたらフォームが設置される)、希望者多数の場合は抽選となる。
エンターテイメントのプロ・ピストン西沢氏がプロデュースする「楽しいドライビング・レッスン」

プログラムをプロデュースしたピストン西沢氏
Mモデルのパフォーマンスを体感しながら、ドライビングスキルをレベルアップできるという『BMW Group Tokyo Bay お台場 POWER SLIDE』。このドライビング・レッスンをプロデュースしたのは、ラジオ J-waveパーソナリティとして活躍しているピストン西沢氏。クルマ好きとして知られる氏は、自分自身の体験を元に、参加するみんなが楽しめるレッスンを目指したという。そのなかでキーワードになったのが「ドリフト」だ。
「BMW Mモデルのような性能の高いクルマを思いどおりに操れることは単純に楽しいですし、そのことはクルマ好き同士の間でもアイデンティティになる。BMWが本国で開催しているドライビングエクスペリエンスでもドリフトに関するトレーニングが用意されています。つまり、BMWはハイパワーをコントロールするという文化を持っているブランドなのです。現在は2020年2月のスタートに向けてプログラムを煮詰めている段階ですが、今回は初級レベルにあたるブロンズコースの内容をご紹介します。これらはクルマを動かすセンサーを磨く内容になっています」。
「180 tail slide challenge」と呼ばれるプログラムではアクセルターンの成功率を競い合う
「slalom time attack」では、規定タイムとの差を集計し、タイム差が少ないチームが勝利
ドリフト走行への第一歩となる「アクセルターン」レッスン

停止状態でステアリングをロックするまで右に切る
ドリフトへの第一歩となるレッスンがこの「180 tail slide challenge」。停止状態でハンドルをロック状態までいっぱいに切り、そこからアクセルを踏み込むことでテールスライドが発生。車両が180度回転したところでブレーキをかけて停止する。いわゆるアクセルターンだ。
まずは最初から最後までハンドルは切った状態で動かさず、アクセルとブレーキ操作にのみ集中する。アクセルからブレーキへと右足を動かすタイミング、ブレーキの踏み加減が上手にいくと、クルマはスムーズにピタリと止まる。
それができるようになったら、今度は途中でステアリングを自分で戻していくことに挑戦。180度回転した状態でステアリングをまっすぐにできていれば成功だ。
ここでは、テールスライドに慣れること、的確なカウンターステアやアクセルコントロールを学ぶことになる。
実際のレッスンではゲーム形式で、チームごとの成功率を競うのだとか。自然とほかの参加者との会話も生まれるだろうし、盛り上がること間違いなし。
アクセルを踏み込むとパワースライド状態になる
タイミングを合わせてステアリングを戻していく
ステアリングを戻しながらスムーズにブレーキ操作で止められれば合格
規定時間ぴったりを目指してタイムアタックする「slalom time attack」

パイロンによって作られたコースをタイムアタック。速さだけでなく、規定タイムに合わせる正確さも求められる
続いて行われたGAME2「slalom time attack」は、スラローム、Jターン、360°ターンを組み合わせたコースを2組のチームが交互に走行。タイムアタックといっても、単なる競争ではなく、規定タイムとの差を集計して差が少ないチームが勝ちというルール。つまり、速すぎても、遅すぎてもいけない。規定タイムは、インストラクターのアドバイスを受ければ、初心者でも達成できるよう設定されるため、モータースポーツの基本的な技術を楽しみながら習得できるという仕組みだ。
スムーズかつ大胆な運転操作が求められるスラロームタイムアタック
赤いパイロンで区切られたエリアに止まった時点でのタイムを集計
プロのドリフトを助手席で体験できる「Passenger Experience」

インストラクターによるドリフト走行は迫力満点! 自然とギャラリーが集まってくる
最後に行われたのが、インストラクタードライバーによる同乗走行体験「Passenger Experience」。これはズバリ、ドリフト体験。Mモデルを自由自在に操るインストラクターのテクニックを助手席という特等席で目の当たりにする。参加者だけでなく、その同伴者でも体験できるということで、家族づれやカップルにも喜ばれそうだ。実際に体験してみたが、パイロンからパイロンまでを筆で描くようになめらかにドリフトしながら駆け抜けていくそのテクニックはもちろんのこと、ドライバーの意図どおりにパワフルかつスムーズに走るMモデルのパフォーマンスの高さを実感できた。
インストラクターはプロドライバーの高橋滋選手(左)と富澤勝選手(右)が担当
Mモデルのパワフルな走りを体験できる
「BMW TOKYO BAY WEEKEND GOKART」では、来場者がインストラクターによる説明付きでカートを楽しめる
通常のレンタルカートに加え、子供用のキッズカートも用意
「BMW GROUP Tokyo Bay」では、BMWおよびMINIの最新モデルがつねに試乗可能

ビー・エム・ダブリュー東京株式会社 マーケティング本部ゼネラル・マネージャーの木下 洋氏
今回のイベントを主催するビー・エム・ダブリュー東京株式会社 マーケティング本部ゼネラル・マネージャーの木下 洋氏は、『BMW GROUP Tokyo Bay お台場 POWER SLIDE』について次のように語った。
「このイベントは、皆様のドライビングスキルを磨き上げる機会でもあり、同時にBMW Mモデルの素晴らしさを気軽に体験いただける機会でもあります。Mモデルは、伝統的に走りを研ぎ澄ましたクルマです。その歴史と伝統を受け継いだM2、M3、M4といったスポーツモデルに加えて、近年ではXシリーズのようなSUVにもMモデルを展開し、お客様の多彩なライフスタイルに対応できるようになっています。今回のイベントは、クルマ、そしてエンターテインメントに豊富な経験をお持ちのピストン西沢さんによるプロデュースということで、我々も安心してお願いできると考えております」。
お台場という抜群の立地、プロドライバーによるアドバイス付き、レッスンカーはBMW Mモデル、それでいて参加費用は1回あたり5000円とユーザーにとってはうれしいことずくめの『BMW GROUP Tokyo Bay お台場 POWER SLIDE』。レッスンの会場となるBMW GROUP Tokyo Bayでは、このような特別なイベントだけではなく、つねに最新のBMWおよびMINIの試乗ができるのも特徴(オンライン予約も可能)。会場には駐車場も用意されているため、ぜひドライブのついでに立ち寄っていただきたい。
BMW GROUP Tokyo Bay」は青海駅や東京テレポート駅から歩いてすぐ
Mモデルの展示スペースも用意される
最新モデルを多数展示する屋内ショールーム
ドライビング・エリアはBMW M社の基準を満たしており、散水設備も設置されている