輸入車
更新日:2021.01.06 / 掲載日:2021.01.06
CAR OF THE YEAR JAPAN 2020-2021
インポート・カー・オブ・ザ・イヤー[プジョー 208/e-208]
文●ユニット・コンパス 写真●日本カー・オブ・ザ・イヤー
(掲載されている内容はグーワールド本誌2021年2月号の内容です)
問い合わせ●日本カー・オブ・ザ・イヤー URL:http://www.jcoty.org
去る2020年12月8日、日本を代表するクルマの賞典である第41回「2020-2021 日本カー・オブ・ザ・イヤー」が発表された。今回はノミネート総数33台のうち、なんと20台を輸入車が占めるという輸入車激戦状態。そのなかで、「プジョー208/e-208」が141点を獲得してインポート・カー・オブ・ザ・イヤーに輝いた。
実行委員会の授賞理由としては、「フランス車らしい内外装の高いデザイン性と精緻な作り込み」、「高剛性ボディとしなやかに動くサスペンションの組み合わせで実現した、クラスを超えた上質な乗り心地」、「ドライバーの意のままにライントレースするハンドリング」、「発進時から豊かなトルクを発揮しガソリン車同様のフットワークを持ちながら、400万円を切る車両価格のEVモデル“e-208”も選べる点」などがあげられた。 近年は各賞典に輸入車が選ばれることが増えており、今回も「テクノロジー・カー・オブ・イヤー」にアウディe-tron スポーツバック、「パフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤー」にBMW アルピナ B3が、それぞれ選ばれている。
日本カー・オブ・ザ・イヤーは、自動車専門誌、一般誌、自動車専門ウェブなどの代表37名が実行委員会を構成。その各媒体から選出された60名の選考委員が、その年の栄誉あるクルマを選出していくというもので、今回で41回目を迎えた。
日本カー・オブ・ザ・イヤー[スバル レヴォーグ]
日本に適したボディサイズで操縦性と快適性を高次元で両立したことに加え、先進的なコックピットや高精度運転支援システム「アイサイトX」の高い完成度が、多くの選考委員の心に響いた。
デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー[マツダ MX-30]
観音開き式の「フリースタイルドア」を採用し、SUVのスペシャルティカーという新しい価値を創造したモデル。その独創的なデザインが高く評価された。テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー[アウディ e-tron スポーツバック]
バーチャルエクステリアミラーや大型スクリーンを採用したインテリアに加え、動的質感の高い走りを実現。ピュアEVとしての完成度の高さが評価された。
パフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤー[BMW ALPINA B3]
BMWをベースに、高性能かつ豪華な仕立てで熱狂的なファンも多いアルピナの最新モデルは、そのハイスピード領域での走りのよさと快適性の両立が見事。K CAR オブ・ザ・イヤー[日産 ルークス/三菱 eKクロス スペース/eKスペース]
日産と三菱が生み出した流行りのスーパーハイトワゴン。先代より大きく高まった質感と、安定性の高い走り、最新の運転支援システムなどが評価された。
ほかにも、「トヨタヤリス/ヤリスクロス/GRヤリス」、「日産キックス」、「ホンダフィット」、「BMW2シリーズ グランクーペ」、「ランドローバーディフェンダー」が、それぞれ10ベストカーに選ばれた。