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更新日:2021.05.07 / 掲載日:2021.05.07
ルノー 新ロゴを発表 SUVクーペ アルカナ、新型カングーについても語られたブランド発表会
ルノーは現地時間5月6日、オンラインイベントを行い、今後のブランドのビジョンを発表。ルノーCEOのルカ・デメオが、新しいブランドロゴや新モデルの登場について語った。
「NOUVELLE VAGUE(ヌーベルバーグ)」。エレクトリック、技術中心的、そして持続可能なモビリティ
ルノーCEOのルカ・デメオは、より現代的で、環境に優しく、技術中心で、持続可能なルノーブランドのためのコンセプト「ヌーベルバーグ」を発表。
エネルギー転換の業界リーダーとして、ルノーブランドは、2030年にはヨーロッパで最も環境に優しいブランドになることを掲げ、2030年には販売する車の10台中9台を電動化。また、2030年までに、ルノーはリサイクル素材の使用率で世界最高の自動車メーカーを目指すとした。
この中で、次世代メガーヌE-TECHエレクトリックは、コネクテッドカーとフルエレクトリックカーの未来を体現する車として、近い将来に発売される予定と語った。
ルノー・ダイヤモンドの刷新
この新しいロゴは、Landor&Fitch社のコンサルタントと共同でデザインしたもので、来年から段階的にルノーブランドの全車両とルノー・ネットワーク全体に導入される。2024年までには、すべてのルノー・ブランドに新しいロゴを使用するという。
ルノーのブランドデザインディレクターであるジル・ヴィダルは、2022年に発売が予定されている新しいメガーヌE-TECHエレクトリックの背面に表示されるロゴのイメージを発表した。
ルノー・ブランドのE-テック・ハイブリッド攻勢
F1での経験を生かし、モジュール化されたユニークなハイブリッド技術をもつルノー。2021年には、先日発売されたアルカナとキャプチャーE-TECHハイブリッド、メガーヌ セダンE-TECHプラグインハイブリッドにより、ルノーブランドのEVレンジは、6台のE-TECHハイブリッド車とプラグインハイブリッド車となった。
上位セグメント、特にC-SUVセグメントでは、新しい1.2L 3気筒エンジンと電気モーターを組み合わせて、2022年には200馬力のハイブリッド、2024年には280馬力のプラグインハイブリッド4輪駆動が登場する予定だという。
まったく新しいアルカナと新型カングー
運転の楽しさ、快適さ、広さを兼ね備えたSUVクーペ、アルカナ。新型ルノー アルカナ E-TECHハイブリッドの6月発売を発表した。
新型カングーは、5人乗りと7人乗りのモデルで展開。エレガントさ、広さ、そしてテクノロジーを兼ね備える。堅牢かつ合理的なデザインを持つコンビスペースは、フルサイズの3つのシートを後部に備え、49L以上のストレージを備える。また、775Lから3,500Lまでの広いトランクルームを備えている。そして14種類の運転支援システムが新たに標準装備。2022年には、フル電動のE-TECHモデルも発売される予定だという。