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更新日:2021.05.14 / 掲載日:2021.05.14
アキュラの新型「TLX タイプ S」2021年モデル アメリカのレース会場で一般公開が決定

アキュラの新型車2021年モデル「TLX タイプ S」が、5月14日から16日にかけて、オハイオ州レキシントンのミッドオハイオ・スポーツカーコースで開催される「アキュラスポーツカーチャレンジ Presented by the TLX Type S」の公式ペースカーとして一般公開される。
タイプS限定カラーのタイガーアイパールをまとったターボチャージャー付きTLXタイプSは、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権レースのグリーンフラッグでフィールドをリードする。
TLX タイプ Sは、DPiクラスのARX-05やGTDクラスのNSX GT3 Evoなどを従えて、レースをリードする。アキュラは昨年、DPiクラスとGTDクラスの両方で、ウェザーテック・スポーツカー選手権のドライバーズ選手権、マニュファクチャラーズ選手権、チーム選手権を制覇し、歴史に名を残している。
ミッドオハイオの2.258マイル、13ターンのコースでは、アキュラが3連勝しており、アキュラを擁するウェイン・テイラー・レーシング(WTR)は、現在のチャンピオンシップ・ポイントのリードを広げようとしている。今年の初め、WTRのコニカミノルタアキュラARX-05 10号車は、ロレックス・デイトナ24時間レースで優勝を果たした。モービル 1セブリング12時間レースでは3位入賞を果たしている。
また、ロレックス・デイトナ24時間でWTRが優勝したドライバーの一人であるヘリオ・カストロネベスは、今週末に開催されるTLX タイプ-S提供のアキュラ・スポーツカー・チャレンジ・アット・ミッドオハイオのグランドマーシャルを務める。アキュラのドライバーとして2020年のIMSAチャンピオンに輝き、インディアナポリス500で3度の優勝経験を持つカストロネベスは、日曜日に行われる2時間40分の耐久レースの開始直前に、伝統的なエンジンスタートの号令をかける。

カストロネベスが駆る2021年 TLX タイプSの心臓部には、タイプSターボV6が搭載されている。このエンジンは、24バルブデュアルオーバーヘッドカムの新型3.0リッターV6エンジンで、直噴装置とシングルツインスクロールターボチャージャーを備え、最高出力355ps、最大トルク354lb.ft(SAE Net)を発揮する。このエンジンは、NSXに搭載されている専用のV6ツインターボ・ハイブリッド・パワーユニットの開発チームや、モータースポーツで優勝したチームのメンバーなど、アキュラで最も経験豊富なパワートレイン・エンジニアが開発したもので、Type S専用のエンジンとなる。
新型TLX タイプ Sは、アキュラのセダンの中でも最高のパフォーマンスを誇り、スポーツチューンされた10速オートマチックトランスミッション、真のトルクベクタリング機能を備えたスーパーハンドリングオールホイールドライブ(SH-AWD)、ダブルウィッシュボーンフロントサスペンション、ブレンボフロントブレーキ、Type S専用のSport+ドライビングモードなどを搭載する。
TLX タイプ Sの外観は、空気の流れを良くするオープンフェイスのダイヤモンドペンタゴングリル、フロントスプリッター、リアディフューザー、大型のクワッドエキゾーストアウトレット、そしてペースカーに採用されたNSXにインスパイアされたオプションの軽量ホイールを含む2種類のホイールデザインが特徴的。
インテリアでは、フラットボトムのステアリングホイール、Ultrasuedeトリムの16ウェイパワーシート(アジャスタブルサイドボルスタリング付)、ヘッドレストのタイプ Sエンボス加工など、タイプ Sのドライバーには嬉しい装備が満載。また、2021年TLX タイプ Sには、高い評価を得て受賞したELS STUDIO 3Dの17スピーカー・プレミアム・オーディオ・システムが搭載されている。
2021年TLX Type Sの詳細についてはこちら。