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更新日:2021.08.30 / 掲載日:2021.08.30
「ランボルギーニ シアン ロードスター」日本上陸 世界限定19台の最強ロードスター納車

LamborghiniSianRoadster
SKY GROUPが運営し、スーパースポーツカーブランドを取り扱う「ランボルギーニ 麻布」は、世界限定19台となる「ランボルギーニ シアン ロードスター(Lamborghini Sian Roadster)」を納車したと8月30日発表した。
世界初の「スーパーキャパシタ」搭載、最高速度は350km/h超え
オープントップハイブリッドスーパースポーツカー「シアン ロードスター」に搭載されるハイブリッドシステムは、リチウムイオンバッテリーの10倍の電力を貯蔵するという世界初のテクノロジー「スーパーキャパシター」を採用。
最高出力577kW(785HP)/8,500rpmを発生するV型12気筒エンジンと最高出力34HPを発生するハイブリッドシステムを組み合わせて、システム全体として最高出力602kW(819HP)を実現している。そして、2.0kg/HPのパワーウエイトレシオにより、0-100km/h加速は2.8秒、最高速度は350km/h以上に達する。
デザインはクーペモデル同様、6角形のエグゾースト・パイプ、Y字型のヘッドライト、前面・側面の大開口エアインテーク、初代カウンタックを思い起こさせる6連ブレーキランプを採用している。
■ランボルギーニ シアン ロードスター(Lamborghini Sian Roadster)諸元
0-100km/h加速 :2.9s
エンジン :V型12気筒エンジン、60度、MPI(マルチポイント・インジェクション)
最高出力 :819cv/602kW@8,500rpm
最大トルク :720 Nm @ 6,750 rpm
最高速度 :350km/h
総排気量 :6.498cc
乾燥重量 :1.645kg
トランスミッション:リア機械式セルフロッキング・デファレンシャル付き
電子制御全輪駆動システム
ギアタイプ :7速ISR(インディペンデント・シフトロッド)
トランスミッション、ドライブモードに合わせた異なる
シフト特性、シフトチェンジの際に電気モーターが
ブーストとして作動する
ランボルギーニ シアン ロードスター
ランボルギーニのアイコンであるV12エンジンを搭載し、独自のハイブリッド技術を駆使して、ランボルギーニとハイブリッドの比類なきパフォーマンスを実現したオープントップのハイブリッドスーパースポーツカー。ボローニャ語で「閃光」を意味する「シアン」は、ランボルギーニの自然吸気スーパースポーツカーがもつ並外れた感動とダイナミックなパフォーマンスを維持しながら、将来のハイブリッド戦略の一環としてシアン ロードスターを電動化することを意味する。世界限定19台の生産で、すでに完売している。
そのデザインはクーペの未来的なデザインを継承しつつ、真のロードスターとして、オープンエアのキャビンで新たな純度を加えている。リアウイングはプロファイルの中に組み込まれており、走行中のみ伸びるシステム。
シアンに搭載されるスーパーキャパシタはコックピットとエンジンの間のバルクヘッドに設置され、完璧な重量配分を実現。電気システムの重量はわずか34kgで、最も軽量で効率的なハイブリッドソリューションとなっている。
また、シアンには特別に開発された回生ブレーキシステムが搭載される。スーパーキャパシタは通常のリチウムイオン電池とは異なり、同じ電力で充電と放電を行うことができるため、車両がブレーキをかけるたびにシアンのエネルギー貯蔵システムが充電され、蓄えられたエネルギーは即座に利用可能なパワーブーストとなって、加速する際にトルクの増加に利用することができる。この革新的なシステムは、V12エンジンとハイブリッドシステムの組み合わせによりトラクション力が向上し、低いギアでも瞬時に加速することができるようになった。