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更新日:2021.09.10 / 掲載日:2021.09.10
アストンマーティン 007映画公開記念 DB5の実物大レプリカをロンドンで展示

アストンマーティンDB5 コーギー社製実物大レプリカ
アストンマーティンは現地時間8月31日、映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』公開まで1ヶ月となり、キャンペーンを開始した。TVスポットを公開したほか、アストンマーティンDB5の実物大レプリカをロンドンのバタシー発電所に展示している。
アストンマーティンV8、DB5、DBS、ヴァルハラ……4モデルが映画に登場
2021年9月から全世界で公開される『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』には、過去・現在・未来のアストンマーティンを象徴する4つのモデルが登場する。古典的なアストンマーティンV8、DB5、ブランドのスーパーGTであるDBS、そして近日公開予定のミッドシップ・ハイパーカーであるアストンマーティン・ヴァルハラだ。4つの異なるモデルが007映画に登場するのは初となる。
映画の公開を記念し、アストンマーティンとミニカーを製作するコーギー社は、1965年のコーギー社製DB5のオリジナルモデルの実物大レプリカを発表した。 全長5.66メートル、高さ2.7メートル、奥行き2.7メートルの実物大モデルは、コーギー社のオリジナルデザインを再現しており、アストンマーティンDB5 Goldfinger Continuationカーを搭載している。DB5には、回転式ナンバープレート、格納式防弾リアシールド、伸びるフロントオーバーライダー、そしてもちろん飛び出すマシンガンなど、古典的なジェームズ・ボンド映画でお馴染みのガジェットが多数搭載されている。
DB5 Goldfinger Continuationは、アストンマーティンの世界的な製造拠点であるニューポート・パグネル(バッキンガムシャー州)で最後の新型DB5が出荷されてから55年以上が経過しており、わずか25台が生産された。新車はすべて、映画に登場したDB5を忠実に再現しており、エクステリアカラーはオリジナルと同じシルバーバーチの1色で、最高レベルの品質と信頼性を確保するために、多少の改造や改良が施された。
コーギー社はダイキャスト・スケール・モデリングの老舗。かつては単なるおもちゃだったものが、今ではコレクターに高い人気を博している。コーギーの最も有名な作品は、1965年に発売されたジェームズ・ボンドのアストンマーチンDB5だ。映画『007/ゴールドフィンガー』でスクリーンに映し出された車のアクション機能を再現したこのモデルは、またたく間に成功を収め、同年の全米玩具小売業協会賞で英国の「Toy of the Year」と「Best Boys Toy」のタイトルを獲得。長年にわたって人気を博し、何度もモデルチェンジが行われながら全世界で2,000万個以上の販売を記録し、現在も生産されている。
お披露目は、アストンマーティン・ラゴンダのEVP兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーであるマレク・ライヒマン氏が行った。ライヒマンは、過去14作品の中で最も象徴的なジェームズ・ボンドのアクションシーンを担当しただけでなく、映画のために製作された8台のDB5スタントレプリカのエンジニアリングや、DB5 Goldfinger Continuationカーのワーキングガジェットにも関わった、特殊効果コーディネイターのクリス・コーボルド氏とともに登場。
クリス・コーボルド氏は、「長年にわたってアストンマーティンと緊密に協力し、最も野心的なボンドシーンを実現してきました。最近では『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の制作にも携わりましたが、今日ここで、ボンドの歴史の中で象徴的な車のために、このような展示を行うことができて光栄です」と述べた。
実物大のコーギー DB5レプリカボックスは、2021年10月1日までバタシー発電所で一般公開される。
