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更新日:2021.11.15 / 掲載日:2021.11.15
新型メルセデス・ベンツ EQB発表 SUV電気自動車
メルセデス・ベンツは現地時間の11月15日、電気自動車のコンパクトSUV新型「EQB」を発表した。新型EQBは、欧州と中国で今年末に発売され、その後2022年に米国市場に投入される予定となっている。
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コンパクトながら最大7人乗りの広い室内とトランクスペース
新型EQBは、メルセデスEQAとコンパクトSUVのGLBの2つのモデルと密接な関係にある。ロングホイールベース(2829mm)で、広く可変性のあるインテリア、そしてオプションの3列目シートはこれらのモデルから引き継がれた要素だからだ。
5人乗りでは後部座席も広い空間をもち、トランクは水平で積載量はステーションワゴンに匹敵する。2列目のシートのバックレストは数段階の調整が可能で、これによりトランク容量は最大190リットルまで拡大することができる。
EQBには、2つの独立したシートで構成される3列目のシートがオプションで用意される。身長165センチ程度まで快適に過ごせる空間があり、チャイルドシートも装着が可能だ。
メルセデスのEVらしさ溢れるデザイン
ホイール リアランプ ヘッドランプ メルセデス・ベンツ 新型EQB 300 4MATIC
EQBのデザインは、メルセデス-EQの「プログレッシブ・ラグジュアリー」を、エッジの効いた方法で表現しており、センタースター付きのブラックパネルグリルが特徴的。さらに、電気自動車であるEQのデザインの特徴として、フロントとリアに連続したライトストリップがある。フルLEDヘッドランプのデイタイムランニングライトを水平方向に光ファイバーでつなぐことで、昼間でも夜間でも高い認識性を確保。ヘッドランプ内のブルーのカラーハイライトがメルセデス-EQの特徴を強調している。
サイドビューでは、筋肉質なショルダーが存在感を強調し、外側に配置されたホイールがパワフルなキャラクターを印象付ける。ホイールは最大20インチのバイカラーまたはトライカラーデザインの軽合金ホイールが採用されており、ロゼゴールドカラーまたはブルーの装飾が施されているものも用意される。
EQBのインテリアでは、デザインや装備に応じて華やかなロゼゴールドカラーの装飾が施され、メルセデスの電気自動車であることを特徴づけている。EV専用のディスプレイを備えた計器類は、ロゼゴールド色とブルーのハイライトで同じ配色が採用されている。
ナビゲーションシステムで効率的なドライビングが可能
ECOアシストが、状況に応じて最適な回生プロセスを提供。ナビゲーションデータ、交通標識認識、車両センサーからの情報を用いて効率化を行う。システムで予測して運転することで電力を節約し、航続距離を伸ばすことができる。
標準装備されているエレクトリック・インテリジェンス付きナビゲーションは、日常生活での操作性にも貢献する。このシステムが、地形や天候などの要因を考慮しつつ目的地までの最速ルートを計算し、航続距離をシミュレーション。その中で必要に応じて充電のための停車も計算され、充電停止する場合には事前に高電圧バッテリーを最適な充電温度にすることも可能だ。
グローバル生産ネットワークにおけるEQB
EQBの生産は、2021年10月にメルセデス・ベンツの2つの拠点で開始され、ハンガリーの工場ではグローバル市場向け、北京の工場では中国向けの生産が行われる。
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