スクープ
更新日:2023.04.03 / 掲載日:2023.03.31
フェアレディZに待望の「NISMO」登場へ! 2023年末には標準車の受注も再開!?

2022年にデビューした現行型フェアレディZ。現在、バッテリーEVのアリアB6(2WD)とともに、世界的な半導体不足や注文集中による納期の長期化が見込まれるため、一時注文停止となっている。
2008年に登場したZ34型フェアレディZをベースに大きく進化した新型フェアレディZだが、今回この新型Zに高性能プレミアムバージョンの「NISMO」追加の情報をキャッチした。過去発売された「NISMO」と同じく、モータースポーツ活動で培った技術が投入される。
すでに「NISMO」ブランドで新型フェアレディZ用のカスタマイズパーツが販売されており、専用ECMを採用したエンジン出力特性が向上し、全回転域での伸びの良いリニアな加速感を実現する「NISMOスポーツリセッティング TYPE-2」なども登場。2022年10月には北米のSEMAショーにおいて車高調整ダンパーや大型ブレーキキット、新デザインのアルミホイールなど「NISMO」パーツを装着した北米向け日産Zベースの「2022 NISMO パフォーマンスパーツZ」が公開されている。
このように、新フェアレディZ NISMOの登場へ向けて準備は進んでおり、米国では専用のハニカムグリルを装着した擬装したテストカーも目撃されている。実際の仕様については、外装にレースシーンからのフィードバックを行った専用エアロパーツが追加され、専用のブレーキやアルミホイールが装備される可能性が高い。さらに新型フェアレディZから搭載されたVR30DDTT型3.0LV6ツインターボエンジンもノーマルの405PSから20PS以上パワーアップされるだろう。トランスミッションは6速MT、9速ATそれぞれがこれによって販売価格も標準フェアレディZのバージョンSTから+150万円程度アップすると予想され800万円オーバーとなるだろう。
気になるデビュー予想時期は2023年末から2024年前半。2023年の10月後半に開催されるジャパンモビリティショー2023でのお披露目と標準車の受注再開に期待したい。