スクープ
更新日:2023.03.31 / 掲載日:2023.03.31
マツダ、北米向けのCX-90に続き、日本向けにも3列シートSUV・CX-80を発売

マツダが2022年4月に発表した新世代ラージ商品群の「CX-60」。当初から日本・欧州向けのナローボディ、北米向けのワイドボディがあるとアナウンスされており、2023年1月にはワイドボディで3列シート仕様の「CX-90」が公開された。
新世代ラージ商品群は、いわゆる縦置きエンジン後輪駆動のFRプラットフォームをベースに、ガソリンエンジンからディーゼルエンジン、マイルドハイブリッドシステムやプラグインハイブリッドシステムをラインナップする。
先に日本と欧州で発表・発売された「CX-60」は、2列シートを採用するSUVで、日本向けのパワートレーンは2.5L直4エンジン+モーターのプラグインハイブリッドと3.3L直6ディーゼル+マイルドハイブリッド、3.3L直6ディーゼル、2.5L直4ガソリンの4つのパワートレーンが用意され、駆動方式は2WDとメカニカルな4WDをラインナップしている。
今回紹介する「CX-80」は、3列シートを採用するSUVで、「CX-80」をベースにホイールベースを延長。リヤドア開口部とリヤオーバーハングも延長し、3列目の居住空間を確保する。北米向けの「CX-90」と同じく「CX-80」のホイールベースは3120mmとなり、全長も5mを超えるが、全幅は「CX-60」と同じく1890mmとなる可能性が高い。
一連の新世代ラージ商品群は3.3L直6ガソリンターボエンジンを北米と欧州で展開しているが、これは「CX-80」でもラインナップされず、「CX-60」と同じパワートレーン構成となるだろう。
シート構成は北米向け「CX-90」と同じく、3列シートが基本で、2列はキャプテンシートとなり、グレードによっては大型センターアームレストを備えたラグジュアリー仕様もラインナップされる。さらに、3列目シートを省略し、大型センターアームレストとロングスライドを2列目シートに備えたリムジン仕様もラインナップされる可能性がある。
デビュー時期については2023年年央に導入をアナウンスし、事前受注を開始。2023年末から2024年初頭にかけてデリバリーが開始されるという流れになるだろう。