スクープ
更新日:2023.07.06 / 掲載日:2023.07.01
新型日産エルグランド2024年登場へ! アルファード/ヴェルファイアに真っ向勝負!

2023年8月で、デビューから13年を迎える日産のフラッグシップミニバン「エルグランド」。次期型の開発は進んでいるという情報をキャッチしているが、その中身はどうなるのか?
現行型エルグランドは、2010年にデビュー。2代目まではFRプラットフォームを採用していたが、3代目からはFFプラットフォームを採用。北米向けのミニバンであるクエストと多くのコンポーネントを共有し、兄弟車となった。クエストはすでに販売されていた北米/中国市場で販売終了している。
一方、エルグランドは2014年にビッグマイナーチェンジを行い、さらには細かな年次改良を重ねて現在に至っている。しかし、ライバルとなるトヨタ・アルファード/ヴェルファイアには販売面において、大きな差を付けられ、さらにアルファード/ヴェルファイアは、過去にはなかった左ハンドル仕様を開発し中国市場で販売を開始。瞬く間に人気車となった。
結果、アルファード/ヴェルファイアが中国市場や東南アジア市場にラグジュアリーミニバン文化を輸出し、成功を収めたことで新型エルグランドの開発にも弾みが付いた格好だ。
新型エルグランドは、スタイリングや機能装備でアルファード/ヴェルファイアを徹底的に研究し、真っ向勝負を挑みつつ、パワートレーンは日産独自のe-POWERを投入するようだ。
搭載されるe-POWERは、SUVの現行型エクストレイルに搭載される1.5L直3ガソリンエンジンを発電用エンジンとして搭載し、150kWのモーターを搭載したものとなる。さらに電気式4WDのe-4ORCEもラインナップされるはずだ。
新型エルグランドは、アルファード/ヴェルファイアと同じく中国市場や東南アジア市場に投入される可能性が高く、さらには新型エルグランドのプラットフォームを使用して、アライアンスを組む三菱自動車の次期デリカD:5の開発が進んでいる可能性が高い。
【こちらも要チェック!】