スクープ
更新日:2023.09.01 / 掲載日:2023.09.01
日産コンパクトSUV・キックス。2024年後半に新型が登場へ!

軽自動車SUVの三菱パジェロミニのOEM車として2008年から2012年まで販売されていたキックスを初代と数えれば、現行型で2代目となるコンパクトSUVの日産キックス。現在販売されているモデルは、2020年6月から販売が開始され、タイ王国で製造され日本へ導入されている輸入車となる。エンジンで発電し、モーターで駆動するシリーズ式ハイブリッドのe-POWER専用車として登場。それまでFFのみだったが、2022年7月のマイナーチェンジでは後輪にモーターを追加したe-POWER 4WDが設定されている。
今回、新型となる3代目キックスの情報を入手したのでお届けしよう。まずは、プラットフォームが旧世代から、ノートなどが採用するCMF-Bに変更される。パワートレーンは継続してe-POWERが採用されるが、制御などは新型セレナなどに採用された最新世代となり、ドライバビリティを含め滑らかな走りを向上させる。
e-POWER 4WDも当然ラインナップされるが、こちらも制御が新しくなり、雪道などでの安心感がさらに向上するようだ。名称も日産の電気自動車SUVのアリアやエクストレイルに搭載されている電動AWDのe-4ORCEの一つとしてブランディングされる可能性もある。
気になるデビュー時期は2024年後半。今年のジャパンモビリティショー2023には間に合わない可能性はあるが、今後、いずれかのモーターショーやイベントでコンセプトモデルが先に登場するかもしれない。