スクープ
更新日:2024.01.06 / 掲載日:2023.12.01
新型の姿が見えてきた! 日産フラッグシップミニバン、エルグランドフルチェン!!

現行型の3代目はデビューから13年が経過。ライバルのトヨタアルファード/ヴェルファイアが刷新される中、新型エルグランドはいつなのか? 開発が進んでいるという情報は、今までもつかんできたが、ジャパンモビリティショー2023に出品されたEVコンセプトカー「ニッサン ハイパーツアラー」でそのデザインの片鱗を見せることになった。
「ニッサン ハイパーツアラー」は、全固体電池や進化した電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」の搭載をうたったEVとされているが、実際に登場する新型エルグランドはe-POWER技術を軸としたシリーズハイブリッドとなる可能性が高い。
もちろん、将来的にはEV化が想定されているが、そこに行くにはまだまだステップが必要で、まずはハイブリッドモデルから投入される。そのプラットフォームは三菱の次期デリカと共有する可能性が高く、奇しくも、または狙ったようにジャパンモビリティショー2023に出展された、次期デリカと思われる三菱の電動クロスオーバーMPVコンセプトである「MITSUBISHI D:X Concept」、まだコンセプトだが、新型エルグランドと同時期に市場デビューを飾るだろう。
ただ、共有化されるのはシャシーのみで、パワートレーンはそれぞれ独自のものを採用するだろう。この関係性は、SUVである現行型のエクストレイルとアウトランダーと同じになる。
ただし、2023年の現在ではエルグランド級のミニバン市場は、すでにトヨタ・アルファード/ヴェルファイアが中国やアジア・オセアニア地域で販売されるなど、広がりをみせており、レクサスはトヨタ・アルファード/ヴェルファイアをベースとした超高級MPVのLMを欧州市場にまで投入することをアナウンスしている。
4代目となる次期エルグランドも日本市場のみならず、当然中国、アジア・オセアニア地域での販売を見込んでくるはず。その場合、ガソリンハイブリッドだけでなく、部分的なモーター走行が可能なプラグインハイブリッド(PHEV)もパワートレーンの一つとして必ず必要になってくる。
このプラグインハイブリッド(PHEV)こそが、三菱アウトランダーや次期デリカに搭載が予想されるユニットになる可能性が高い。新型エルグランドの予想デビュー次期は2025年前半。15年目の刷新に期待しよう!
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