スクープ
更新日:2024.07.04 / 掲載日:2024.07.04
バッテリーEV時代もフィットは健在! プラットフォーム刷新のフルチェン。
4代目となる現行型フィットは、2020年にデビューし、現在モデルライフ4年目に突入している。3代目は約7年販売が行われたが、5代目の情報をキャッチしたので超速報をお届けしよう。
早くて2026年前半にフルモデルチェンジが予想される次期フィットは、プラットフォームの刷新を行う模様だ。初代から採用してきた前席下に燃料タンクを配置するセンタータンクレイアウトからオーソドックスな後席下に燃料タンクを置く新開発プラットフォームに変更される可能性が高い。
これはバッテリーEVプラットフォームとの共有化もあり行われる変更で、バッテリー搭載スペースの確保が必要で生産効率を上げるためでもあるようだ。同時にホンダ独自の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」も軽量化や高効率化を進め、燃費性能をさらに改善させるという。
また、ホンダがハイブリッドモデルでも長く採用してきたプロペラシャフトで前後輪を駆動するメカニカルなAWDシステムからバッテリーEV開発で培ったモーター技術を採用した電動AWDが導入される模様だ。
フィットはビスカス・カップリング式、その他フィットと同じプラットフォームを採用しているヴェゼルは電子制御リアデファレンシャルを採用するリアルタイムAWDを採用しているが、すべて電動AWDへ変更されるはずだ。
2024年3月に発表された日産自動車とのパートナーシップもさらに踏み込んだものが近々発表されるという噂もあり、これがバッテリーEVだけの領域なのか? それともハイブリッド車などを含む商品の相互補完まで踏み込むのか? 次期フィットの動向と同じく見逃せない。