スクープ
更新日:2025.03.09 / 掲載日:2025.03.09
ダイハツ3代目新型ミライース、GRグレードが標準グレード化され2026年にデビューか!?

ダイハツのエントリー軽乗用車である「ミライース」。もともとは「ミラ」をベースに開発された低価格・低燃費を売りにしたエコカーとして誕生した。初代デビューの2011年当時のJC08モード燃費が2WD車で30㎞/Lを達成していた。
2017年にデビューした2代目は単独モデルとしてフルモデルチェンジを行い。エクステリアデザインは軽エコカーをイメージさせないスポーティなものになっている。燃費性能もさらに進化し、最高燃費でJC08モード35.2㎞/Lに到達(WLTCモードでは25.0㎞/L)。
ダイハツでは、この2代目ミライースを5MT化、660ccエンジンをターボ化し、ラリー参戦車両を製作。現在全日本ラリーのオープンクラスに参戦中だ。2025年1月に開催された東京オートサロン2025では、かなり完成度の高いミライースのスポーツモデル「ミラ イース GR SPORT コンセプト」を展示している。
ラリー参戦は、スポーツモデルの開発だけでなくベーシックなベースモデル自体の走行性能の引き上げも狙って行われている。ここでの知見が次の新型ミライースだけでなく、ダイハツ車全体にもたらされるだろう。
先に取り上げた現行型ベースの「ミラ イース GR SPORT コンセプト」は、660ccターボと5MTで2025年後半に限定販売され、2026年にもデビューが予想される3代目ミライースにはGRグレードが標準グレードとして設定(販売はトヨタGRブランドになる)されるだろう。