スクープ
更新日:2021.07.07 / 掲載日:2021.06.29
11代目となるホンダシビックがお披露目! そしてタイプRはどうなるか完全予測!!
新型シビックタイプR予想CG
2021年6月、日本未発売のモデルを含め通算11代目となるシビックが日本でお披露目された。北米向けでは4ドアセダンも発表されているが、日本向けは5ドアハッチバックになる。先代モデルと比べるとスッキリとした意匠となり、流麗なクーペフォルムをまとっている。デビュー時期は2021年8月に正式発表、2021年秋に発売とアナウンスされている。さらに2022年に2モーターハイブリッドシステムのe:HEV搭載モデルとタイプRを追加することも合わせて発表されている。
新型シビック5ドアプロトタイプ
新型シビック5ドアプロトタイプ
タイプRが続くことが発表されたのはなんとも嬉しいニュース。先代のタイプRで5代目となり、新型となる6代目はどうなるのか? 現在判明している情報で予測してみよう。まずはエクステリア。すでにテストカーが海外でもスクープされているが、新型ノーマルシビックをベースに歴代タイプR同様、ワイドフェンダーや大型のリヤスポイラーなど当然専用の意匠が与えられるはず。20インチの大径ホイールなども継続採用されるだろう。
先代シビックタイプR搭載2Lターボエンジン
新型シビック5ドアプロトタイプ搭載1.5Lターボエンジン
そして気になるパワートレーンだが、先代タイプRに搭載された2L VTECターボエンジンの継続採用が濃厚だ。先代では320PS/400Nmというスペックだったが、350PS近くまで最高出力を上げてくる可能性が高い。しかし、一方で電動化の可能性も噂されている。ホンダはすでに3モーターの「SPORT HYBRID SH-AWD」や先代フィットに搭載の1モーター「i-DCD」の開発を中止し、現行フィットやインサイト、新型ヴェゼルへ搭載、そして新型シビックへの搭載を明らかにしている2モーターハイブリッドシステムのe:HEVへ1本化している。新型シビックタイプRは日本や北米のみならず欧州でも販売されるので、電動化は必須だ。そもそも2022年までに欧州で販売される四輪車をハイブリッドやプラグインハイブリッド、電気自動車などに置き換えることを発表しているのだ。新型シビックタイプRもこの対象になるのは当然で、どんなシステムを採用してくるか謎に包まれている。一説には2Lターボと先に開発を中止した「SPORT HYBRID SH-AWD」のツインモーターユニットを後輪に配置し、超多段式ATを採用したスポーツ電気式4WDという噂もある。しかし、シビックタイプRは世界各国のモータースポーツ参戦車両にもなっているため、いきなりこの電気式4WDだけとなることはないだろう。希望的観測になるが、電気式4WDモデルとFFの2L VTECターボの2本立てになる可能性もある。2022年、シビックタイプRの正式デビューは秋以降になる模様。久々にホンダがシビックに力を入れてくるのがうれしいニュース。まずは正式な新型シビックのデビューを楽しみに待とう!