スクープ
更新日:2022.03.16 / 掲載日:2022.02.17
ステップワゴンを超えるステップワゴン! 新型ベースのモデューロX2023年デビュー!!
ホンダ車の純正アクセサリーを手がけるホンダアクセスが開発を手がけているコンプリートカー「モデューロX(Modulo X)」。2013年1月に発売された初代N-BOXモデューロXをスタートに、先代N-ONEや先代ステップワゴン、現行型フリード、先代ヴェゼル、生産終了したS660、現行型フィットe:HEVに設定されてきた。直近では東京オートサロン2022に現行型ヴェゼルモデューロXの2022年度中の発売がアナウンスされ、プロトタイプが会場で公開され、大阪オートメッセでも展示された。
「モデューロX(Modulo X)」はホンダアクセスが開発アドバイザーのドリキンこと土屋圭市氏とともに作り上げているコンプリートカーだ。リアルなシチュエーションを想定した様々なテストコースを走り込み、どんな道でも安心して気持ちよく走ることを目指して開発されている。この走りを支えているのが、専用の足回りと実効空力エアロパーツ。よく動くサスペンションと、ホイールもサスペンションの一部という思想で開発された専用アルミホイールを装着。実効空力エアロパーツはデザイン性を考慮しながら、車体の前後パーツの形状を変更。前後の重量バランスの最適化で接地性を高めている。
これらの取り組みで開発されている「モデューロX(Modulo X)」が間もなく2022年5月から発売が開始される新型ステップワゴンベースでも開発され、発売されるという情報をキャッチした。先代ステップワゴンにも2016年10月に追加され発売された。その後2018年12月にはマイナーチェンジを行い、2020年1月にはそれまで1.5Lターボにしか設定されていなかったが、2モーターハイブリッドシステムのe:HEV車も設定された。
新型ステップワゴンの「モデューロX(Modulo X)」も同じ開発思想で登場してくることが濃厚だ。先代ステップワゴンモデューロXは他社ミニバンが真っ青になる驚異のハンドリングと上質な乗り心地を備えていた。新型ステップワゴンがどんな走りを身につけて登場してくるか今から楽しみだ。
気になる車種構成と車両本体価格だが、今回はデビュー当初からベースとなる新型ステップワゴンと同じ、1.5Lターボと2.0Le:HEVと2つのパワートレーンを揃える可能性が高い。ひょっとしたら今でステップワゴンモデューロXでは設定の無かった1.5Lターボ+AWDのラインナップの登場も期待できるかもしれない。車両本体価格は新型ステップワゴンがこれまでの標準モデルの後継車となる「AIR」が1.5LターボのFFで299万8600円(7人乗り)/302万600円(8人乗り)。2.0Le:HEVが338万2500円(7人乗り)/340万4500円(8人乗り)。「SPADA」は1.5Lターボが325万7100円(7人乗り)/327万9100円/346万2800円(7人乗りプレミアムライン)。2.0Le:HEVが364万1000円(7人乗り)/366万3000円(8人乗り)/384万6700円(7人乗りプレミアムライン)という価格設定で2月中旬から予約を受付開始している模様だ。先代ステップワゴンモデューロXの価格は2.0Le:HEV搭載の「SPADA」と比べると約67万円高だった。新型ステップワゴンモデューロXもこの価格差と大きく変わらない可能性が高く420万円から450万円となる可能性が高い。デビュー時期は2023年の東京オートサロンでプロトタイプがお披露目され、2023年中のデビューが濃厚だ。