スクープ
更新日:2022.03.31 / 掲載日:2022.03.11
2022秋マイナーチェンジのTOYOTAハリアーに待望のPHVを追加へ!
新型コロナウイルス感染症拡大やそれに伴う半導体部品不足などの影響で、納期が見えないトヨタのラグジュアリーSUVの4代目ハリアー。そんな状況だが、モデルライフ初のマイナーチェンジの情報が入ってきた。改良は安全関係や快適装備のバージョンアップが中心で、既存の2Lガソリンエンジンや2.5Lハイブリッドのラインナップは変わらないが、ここにトヨタRAV4やレクサスNXに設定されている「“THS2 Plug-in”」が追加されるのだ。
この「“THS2 Plug-in”」はRAV4とNXに搭載のシステムでエンジン出力やEV航続距離などが異なるが、2.5L直4エンジンにプラグインハイブリッドシステムとE-Four(電気式4WDシステム)が組み合わされ、環境性能だけでなく、モーターの瞬時の加減速やPHVならではの、エンジンのアシストにより、走りの楽しさを実現している。RAV4ではシステム出力306PSと0-100㎞/h加速タイム6.0秒を達成。さらに満充電状態のEV走行距離は95㎞で、ハイブリッド走行を含めた航続距離は1300㎞以上と安心感も高い。トヨタ/レクサスSUVとしては3台目のプラグインハイブリッド車となるのだ。
ハリアーPHVの登場とともに、シリーズ全体で機能・安全装備もブラッシュアップされる。機能装備では上級グレードのマルチインフォメーションディスプレイが大型化され、最新のスバル車で採用されているカーナビのマップ表示などに対応する可能性が高い。安全装備は、主に先に登場した新型ミニバンのノア/ヴォクシーの採用された装備がハリアーに移植される形になる。安全装備では、トヨタセーフティセンスが大幅進化。クルマや歩行者、自転車に昼間のバイクが加わった検知機能拡大により、衝突回避や被害軽減に役立ち事故の割合が大きい交差点での支援を拡大する。さらに運転のリスクを先読みして歩行者や自転車、駐車車両に近づきすぎないようにステアリングとブレーキ操作のサポートや先行車や前方のカーブに対し減速操作をサポートするプロアクティブドライビングアシストも搭載される模様だ。
気になるデビュー時期だが、2022年秋以降が予定されている模様だ。しかし、新型コロナウイルス感染症拡大やそれに伴う半導体部品不足などの影響のみならず世界情勢の不安定さも加わって、さらなる納車の遅れも予想される。マイナーチェンジ後のハリアーをいち早く手に入れるなら、公式な予約は受けてもらえない可能性が高いが、ディーラーに出向いて早めの商談を準備しよう。
ライタープロフィール
1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。
また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。
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