新車試乗レポート
更新日:2018.12.02 / 掲載日:2014.04.18
メルセデス・ベンツ Sクラス(2013年~) 試乗レポート
メルセデス・ベンツ Sクラス(2013年~) 試乗レポート
試乗
【フルモデルチェンジ】
発表・発売/2013年8月23日
メルセデスベンツ
0120-190-610 (2013年8月)
■最先端の安全装備や極上の快適装備を満載で登場
メルセデス・ベンツのフラッグシップモデル、Sクラスが8年ぶりのフルモデルチェンジを受けた。快適性と安全性を超高レベルでギュッと詰めこんだうえ、ラインナップもエントリーモデルがハイブリッドモデルだったりと、発売直後から話題を呼んでいる。
■ドライビング/ユーティリティ
Report 竹岡 圭
今回試乗したのはS550ロング。後席も重視されるモデルだけあって、ショーファーパッケージというオプションが装着されていた。その後席は最大43.5度のリクライニング機構、オットマン&フットレストを備え、さらに世界初の温熱機能を備えたホットストーン式マッサージ機能まで搭載。7色5段階に調整できるマルチカラーアンビエントライトを気分に合わせて変更し、空気清浄機能やイオン効果、パフュームアトマイザーを備えたエアバランスパッケージのオプションまで装着すれば、もう至極の時間が味わえること間違いナシ。自分の部屋にいるより快適という方もいらっしゃるに違いない。
そして、この快適性が運転席でもきちんと保たれているのが、さすがSクラスなのである。知能を備えたクルマと言わしめるほど、全方位360度の交通状況をサーチし、その安全に対する心配りは世界一と言っても過言ではない。なかでも、前車の動きと車線のカーブをモニターしながらステアリング操作のアシストまで行ってくれたり、路面状況をとらえて乗り味の調整をしてくれる機能などは圧巻だ。ドライバーの負担を減らし、快適であるからこそ安全という、メルセデス・ベンツらしい考え方に基づく装備が余すことなく盛りこまれているのだ。
■インテリア/エクステリア写真[1]
エレガントな稜線が目を惹くインパネ。12.3インチの大画面上で、快適性から運動性能までコントロールが可能。
最高品質のレザーに3種類のステッチパターンを施すなど、手がかけられたシート。肌触りや質感は文句のつけようがない。
万が一の際、シートを倒していてもサブマリン現象を防止し安全性を確保するエアバッグ、クッションバッグも用意。
■インテリア/エクステリア写真[2]
V8・4.7Lツインターボエンジンを搭載。HVはV6・3.5Lプラスモーター、V8・5.5LツインターボのAMGモデルも。
路面の凸凹をカメラで見て瞬時にサスペンションを制御、フラットな乗り心地を提供するマジックボディコントロールも。
リヤバンパーにもミリ波レーダーを設置し、危険を察知すると後続車に警告。不十分なときは玉突き事故防止機能も働く。
S550ロング(7AT)主要諸元
全長×全幅×全高 | 5250×1900×1495mm |
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ホイールベース | 3165mm |
トレッド前/後 | 1625/1635mm |
車両重量 | 2220kg |
エンジン | V8 DOHCターボ |
総排気量 | 4663cc |
最高出力 | 455ps/5250~5500rpm |
最大トルク | 71.3kg m/1800~3500rpm |
JC08モード燃費 | 10.1km/L |
サスペンション前後 | AIRマティックサスペンション |
ブレーキ前後 | Vディスク |
タイヤ前後 | 245/50R18 |
全国メーカー希望小売り価格
S400ハイブリッド | 1090.0万円 |
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S400ハイブリッドエクスクルーシブ | 1270.0万円 |
S550ロング | 1545.0万円 |
S63AMGロング | 2340.0万円 |
S63AMG 4マチックロング | 2340.0万円 |