パーツ取付・交換
更新日:2018.10.22 / 掲載日:2018.10.22
ドライブレコーダーの駐車監視でバッテリーが上がる原因・対処法は?
ドライブレコーダーを装着して使い始めたところ、駐車場監視機能の作動中にバッテリーが上がってしまい、うまく機能しなくなる事例があります。バッテリー上がりにはどのような原因があるのか、そしてその際の対処方法を確認していきます。また、ドライブレコーダーのバッテリー上がりを防止するために、注意すべきポイントも併せて見ていきましょう。
ドライブレコーダーでバッテリーが上がってしまう原因には何がある?

車のバッテリーが劣化すると、車に装備された電装品が必要とする電圧を維持できなくなり、バッテリー上がりのリスクも高まります。なお、定期的にディーラーや整備工場で点検を行っていれば、バッテリーの状態をチェックしてくれますので利用してみましょう。
また、バッテリーが健全な状態であっても、停車中に電装品が待機電力を消費します。そのため、車の停車期間が長くなると、バッテリーが消耗してドライブレコーダーが自動停止するケースがあります。
昨今では車にたくさんの電装品が装備されており、駐車中であっても暗電流と称する電力が消費されていますので無視できません。さらに、冬は気温が下がるため、バッテリー本来の性能が十分に発揮できない状態になりやすく、注意したいところです。
ドライブレコーダーの駐車場監視機能でバッテリーが上がってしまった場合の対処法とは
ドライブレコーダーの駐車場監視機能でバッテリーが上がってしまった場合、別の車を用意してブースターケーブルで相互のバッテリーに接続すれば、セルモーターを始動させてエンジンをかけることができます。いったんエンジンがかかれば、しばらく走行することでバッテリーを充電することができます。この方法が、最も一般的なバッテリー上がりからの救済方法です。
もう一つの方法としては、上がってしまったバッテリーを新品と交換することです。バッテリー交換の時期が近い場合は、バッテリー上がりを機に交換してしまうのも一つの方法です。なお、バッテリーを交換する場合は、常時電源が外された状態となりますので、電装品のメモリーが初期化されるケースがあるので注意しましょう。どうしても初期化を避けたいのであれば、バックアップ電源を別途用意する必要があります。
ドライブレコーダーの駐車場監視機能でバッテリー上がりを起こさないための対策とは
ドライブレコーダーによっては電圧値をモニタリングし、一定値よりも電圧が降下したら電源供給を自動停止する機能が搭載されています。また、一定時間が経過したら自動的に電源供給を停止するような、タイマー機能を備える電源ケーブルもあります。
このように、車の停止中にドライブレコーダーを稼働させ続けるのではなく、バッテリーの消費量を節約する機能を駆使するのが、バッテリー上がりを防ぐ対策の一つと言えるでしょう。
まとめ
ここでは、ドライブレコーダーの駐車場監視機能を使用した際に、バッテリーが上がってしまう原因と対策について解説しました。バッテリー上がりを起こさないためにも、普段からバッテリーチェックはもちろんのこと、特に駐車場監視機能付きのドライブレコーダーを設置する場合は専用のバックアップ電源を活用・準備するなどして対策を心がけましょう。