パーツ取付・交換
更新日:2018.11.12 / 掲載日:2018.11.12
ドライブレコーダーの寿命(耐用年数)はどれくらいか
最近はニュースであおり運転や車上荒らしに対するドライブレコーダーの有用性が報道されていることもあり、ドライブレコーダーを搭載している車も増えてきました。ドライブレコーダーにより録画された内容は、不測の事態が発生した場合の証拠に使うことができます。しかし、ドライブレコーダーを搭載していても肝心な時に録画されていなかったら、折角のドライブレコーダーも意味がなくなってしまいます。今回はドライブレコーダーの寿命(耐用年数)について紹介をしていきます。
ドライブレコーダーの寿命はどれくらいなのか?
一般的にドライブレコーダーの寿命はどれくらいになるのでしょうか?ドライブレコーダーの寿命は使用する環境に大きく関係してきます。タクシーやバスなど毎日長時間ドライブレコーダーを使用する環境の場合、ドライブレコーダーの寿命は短くなることが考えられます。逆に、個人で時々車を運転するだけの場合は、機器としてのドライブレコーダーの寿命は長くなる傾向にあると言えるでしょう。そのため、ドライブレコーダーの寿命を一概に言うことはできませんが、メーカー保証は1年から3年の間で設定されていることが多いため、1年から3年を寿命の目安として認識しておくと良いかもしれません。
ドライブレコーダーの故障を速めてしまう原因には何があるのか
ドライブレコーダーの故障を速めてしまう主な原因として、「熱・温度」が挙げられます。ドライブレコーダーは精密機械のため、正常な動作を保証する、動作温度範囲が設定されています。真夏の炎天下では車内温度が60度を超えることもあるため、車内に搭載されているドライブレコーダーの内部部品に与える影響も小さくありません。このような高温状態に放置してしまうことで、ドライブレコーダーの故障を早めてしまう可能性があります。ドライブレコーダーの寿命を長く保つためにも、真夏の炎天下に車内へ放置しないなどの対策をすることが大切です。
ドライブレコーダー自体の故障ではなくSDカードが壊れるケースも
ドライブレコーダーが故障する原因は、ドライブレコーダーに使われている部品以外にも録画した内容を記録するSDカードが壊れている場合もあります。実はSDカードには書き換え寿命と言われるものがあり、繰り返しデータを書き換えていくことでSDカードが劣化してしまい、故障してしまう現象があります。耐久性の問題でSDカードが故障してしまう場合もありますが、それ以外にも、繰り返し録画することでデータの断片化による一時的な不具合が発生することもあります。断片化による一時的な不具合の場合、SDカードをフォーマット(初期化)することで問題なく使用することができます。そのため、定期的にSDカードをフォーマットすることで不具合を防げることがあります。