パーツ取付・交換
更新日:2018.11.12 / 掲載日:2018.11.12

ドライブレコーダーの画質はどれくらい必要?画素数と解像度を解説

ドライブレコーダーの録画映像を証拠として利用するためには、画質の良さが重要です。例えば、ドライブレコーダーの映像から事故相手の車のナンバーが読み取れなかったりすると、証拠不十分となる恐れがあるからです。

そこで今回は、ドライブレコーダーの画質を決める画素数と解像度の重要性、その具体的な数値について解説します。

ドライブレコーダーで画質が重要なのはなぜ?

ドライブレコーダーで画質が重要なのはなぜ?

ドライブレコーダーを使う目的は、不測の交通事故やトラブルの証拠映像を残すことが主でしょう。事故当時の映像が残っていれば警察への届け出や、保険担当者に提出する証拠として役立つからです。そのためには、記録される映像の画質がとても重要となります。

なぜなら、事故を起こした車のナンバーが読み取れることや、イタズラやトラブルの原因となる人を判別できる様子が鮮明に記録されていることが必要だからです。ナンバーが不鮮明であれば警察の捜査が遅れたり、保険金請求の際の証拠にならない可能性があります。

ドライブレコーダーの画質に関係する画素数・解像度について

画素数は点の数、解像度は点の密度
上記の内容で画質の重要性についてはわかったかと思いますが、ここからは画質の良さに影響する画素数と解像度について解説します。画素数と解像度の違いとしては、画素数は映像を構成する点の数を表し、解像度は点の密度を表しています。

画素数は一般的に、高ければ高いほど映像をきれいに映し出すことが可能とされており、現在のドライブレコーダーでは200万画素以上のものが主流となっています。そのため、画素数に注目して製品選びをするなら200万画素以上のものを選択し、300万画素も視野に入れて検討すると良いでしょう。

解像度についても画素数と同様、高ければ高いほどきれいな映像が撮れます。一般的に広まっている解像度の表記には、解像度の良い順にWQHD、FHD、HD、VGAなどがありますが、現在の主流はFHD(フルハイビジョン)で「1920×1080ドット」の解像度となります。そのため、画素数に注目して製品選びをするならFHD以上を選ぶことをおすすめします。

画質だけじゃない!ドライブレコーダー選びの注意点

ここまではドライブレコーダーの画質について解説しましたが、実際に製品を選ぶ際は画質以外に気を付けるべきことも存在します。

まず、録画映像は高画質になるほどデータ容量が大きくなります。ドライブレコーダーの映像はSDカードに繰り返し上書き保存されますから、高画質な映像だと録画時間は短くなります。

また、ドライブレコーダーは運転中の不測の事態を記録するものであり、画質以外の機能についても留意する必要があります。例えば、前方・後方・360度など撮影できる範囲や、夜間の映像の鮮明さ、逆光の白飛びに対応する機能などです。

まとめ

今回は、ドライブレコーダーの画質を決める画素数と解像度の重要性、具体的な数値について解説しました。

ドライブレコーダーは交通事故やトラブルの証拠映像を撮影する目的が主流であり、画質が良いことが望まれます。より鮮明な映像を録画したい場合には、画素数は200万画素以上、解像度はFHD以上のものを選ぶようにしましょう。

ただし、高解像度の製品であっても状況によっては性能が発揮できないケースもあります。車の走行速度などの条件によって焦点が合わなかったり、夜間時に性能が十分発揮できない機種もあるため、一概には言えません。

そのため、ドライブレコーダーを選ぶ際には画素数や解像度だけではなく、その他のスペックについてもよく確認し比較した上で選ぶとよいでしょう。

【あわせて読みたい】

この記事の画像を見る

この記事はいかがでしたか?

気に入らない気に入った

グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

この人の記事を読む

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

この人の記事を読む

img_backTop ページトップに戻る

ȥURL򥳥ԡޤ