故障・修理
更新日:2019.02.13 / 掲載日:2019.02.13
スバルサンバーを懐走仕様! 懐走仕様!
サンバーはフルキャブ仕様のため、フロントサスペンションの真上に人が鎮座している。故に乗り心地の悪さに繋がるのだが、シート交換をすると座面が上昇して乗降しにくくなるのが欠点。そんな時たまたま見つけた積載車に付けられていたかっこいいシートカバー。これが乗り心地まで改善してくれたのだ。
FHIサンバーの唯一の欠点があるとすれば、フルキャブ仕様なのでフロントサスペンションの真上に座っていること。運転手はサスペンションの突き上げ挙動に悩まされるのだ。
ユーザーはあれこれ考えるが構造は変えられないので、シート交換にたどり着く。特に現役赤帽車両など、長距離が多いユーザーもたくさんいるが、高額になるシート交換と、座面が上がるドラポジの変化を嫌っている人も多い。
安価なクッションやタクシードライバー御用達の玉すだれクッションなどが使われているのが現実だ。
自分も普段は低反発クッションだが、軽自動車は座面長が短く太もも半分くらいしかシートに接地していないために体が揺れるのがつらい。そんな時知人から積載車のシートを見せられ「これいいよ、気がついたら疲れてないから」というものがコレ。見た目はバケットシートのようで、ちょっとかっこいいし、値段を聞いて即導入。
トリコローレという、革製品のドレスアップパーツを作っているメーカーが、手軽にシートをドレスアップしながらもホールド性を高めて、体にかかる重さを分散させてくれるという「ドライビングサポートクッション・未来シート」でスタイルは2種類(WEB参照)ある。
装着は5分とあるが、サンバーの場合シート下に手を入れる隙間が全くないためにシートを一度外し、ヘッドレストから被せた本体をシート下でフック固定。 座面がずれないように背もたれとの部分に裏通しで押さえるプレートがある。
早速試乗開始でドラポジが若干変わった。腰のあたりのホールドがよくなり、ワンノッチ前に出した。市街地の繋ぎ目や工事箇所を狙って走ってみたが、わずかな座面の厚さでありながら、突き上げる時のゴツッのゴが座面に直接来ないのだ。すでに1000キロほど走っているが、高速道路の繋ぎ目など、音はするものの気にならなくなった。
これは使用している「超弾高密度スポンジ」が効いているのだろう。そしてポジションの変化が少なくなり、尻の痛みなどもなくなっていると思われる。そして洗濯できちゃうところが二重丸!
気がついたら疲れていないという意味が1000キロほど走って分かった。サンバー特有の突き上げ感のトゲが解消されたからだ。
提供元:オートメカニック