パーツ取付・交換
更新日:2019.04.25 / 掲載日:2019.04.25
720度カメラのドライブレコーダーとは?メリットやデメリットは?
運転中の事故やトラブルは、いつどこからやってくるか予想するのが難しいものです。せっかくドライブレコーダーを搭載していても、カメラで撮影できない方向でトラブルが起きれば、意味がなくなってしまいます。
そこで、より広範囲な撮影が可能なドライブレコーダーとして、720度カメラを搭載したドライブレコーダーが存在します。どのような仕組みで動き、そして導入メリット・デメリットはどんなところにあるのでしょうか。
そこで今回は、720度カメラを搭載したドライブレコーダーの仕組みや、そのメリット・デメリットについて解説していきます。
720度カメラを搭載したドライブレコーダーとは?その仕組み
「より広い範囲を撮影したい」と思った時に候補に挙がるのが、720度カメラを搭載したドライブレコーダーです。「720度」と言われても、正直あまりピンとこないと感じる方も多いかもしれません。
720度で映る範囲とは、水平方向に360度、そして垂直方向に360度のことを意味します。車をすっぽりと包み込む「球」のような形で、全方位720度を記録することができます。
720度カメラを搭載したドライブレコーダーは、カメラにレンズを複数搭載するなど、より広範囲をカバーできるよう工夫が施されています。これらの映像を組み合わせることで、720度全方位の撮影や録画が可能となっています。
720度カメラを搭載したドライブレコーダーのメリットについて
720度カメラを搭載したドライブレコーダーを導入するメリットは、「トラブルの瞬間を逃さない」という点です。
衝突や煽り運転、事故などのトラブルが、常に自分の「前方」からやってくるとは限りません。720度全てを確認できるドライブレコーダーであれば、どのような方向からのトラブルにも対応でき、証拠となる映像をしっかりと録画してくれるでしょう。
また、ドライブレコーダーの搭載車両が増えている今、カメラの死角を狙っていたずらを行うようなケースもあるかもしれません。720度カメラであれば映る範囲が広がるため、このようなトラブルにも対応できる可能性があります。
720度カメラを搭載したドライブレコーダーのデメリットについて
720度カメラを搭載したドライブレコーダーのデメリットは、「種類が少ない」という点です。「好みのメーカーで選びたい」といった要望がある場合、選択肢が限られてしまいます。
また、まだまだ非常に珍しいドライブレコーダーであるため、価格が高いという特徴もあります。「720度カメラ」という特徴だけにこだわって、製品選びをしなければならない点が、最大のデメリットとなるでしょう。
しかし、今後は720度カメラを搭載したドライブレコーダーの種類も、徐々に増えていく可能性があります。そうなれば価格の低下も予想されますから、「いつ買うのか」が重要なポイントとなります。ドライブレコーダーの死角を無くしたいと思う方にとって、720度カメラを搭載したドライブレコーダーは、強い味方となってくれるでしょう。
まとめ
今回は、720度カメラを搭載したドライブレコーダーの仕組みや、そのメリット・デメリットについて解説しました。
720度カメラとは、水平方向に360度・垂直方向に360度、計720度の全方位を、車をすっぽりと包み込む「球」のような形で記録できます。
また、720度カメラを搭載したドライブレコーダーの最大のメリットは、さまざまな方向からのトラブルを逃さず記録できる点です。まだまだ製品が限られていたり高価格というデメリットはあるものの、720度カメラであれば映る範囲が広がるため、それ以上の安心感が得られるかと思います。
ドライブレコーダーの導入を考えている方は是非、720度カメラを搭載したドライブレコーダーをチェックしてみてはいかがでしょうか。