パーツ取付・交換
更新日:2019.04.25 / 掲載日:2019.04.25

4Kのドライブレコーダーのメリット・デメリット

突然の交通事故や、煽り運転など、運転中の様々なリスクから身を守るために有効なのがドライブレコーダーです。万が一の時の映像を記録しておくことで、トラブルが起きた時の状況を、第三者に客観的に伝えられます。そんなドライブレコーダーの世界で、近年非常に注目されているのが「4K」に対応した高性能モデルです。4Kドライブレコーダーの導入メリットと気になるデメリットと共に、選ぶ際の注意点についてご紹介します。

4Kドライブレコーダーを導入するメリットは、ずばり「高画質な画像を残すことで、証拠能力をアップできる」という点にあります。ドライブレコーダーを導入するドライバーも増えていますが、ドライブレコーダーの価格幅は広く、価格の安さだけに目を奪われて購入すると、「記録した画像が不鮮明過ぎて、必要な情報が読み取れない」といったトラブルに巻き込まれる可能性もあります。性能や使用状況によっては、相手の車のナンバーが判別しづらいようなケースも、決して珍しくはありません。4K搭載の高性能ドライブレコーダーであれば、このような不安を抱える必要はありません。いつでも美しい画像で、必要な場面の情報を記録し続けてくれます。

4Kのドライブレコーダーのデメリット

4K搭載のドライブレコーダーのデメリットとして、「価格の高さ」が挙げられます。カメラの質にこだわっているからこそ、価格もアップしてしまいがちです。ドライブレコーダーで「必要な情報をきちんと記録する」ということは、非常に重要なポイントですが、ドライブレコーダーの画像を確認するのは、ごく限られたタイミングのみです。ドラレコ購入時には、あらかじめ予算を決めている方も多いことでしょう。「4K」を条件に入れると、予算内で選べるモデルが少なくなってしまうことが、デメリットとなります。また、画質が良くなる分、データ容量は大きくなってしまいます。長時間使用には注意が必要となり、こちらもデメリットと言えます。

4Kのドライブレコーダーを選ぶ際の注意点

4Kのドライブレコーダーを選ぶ際には、以下の点に注意してみてください。

・録画可能時間をチェックする
・目的と価格のバランスを意識する
・「4K並みの画質」という言葉に騙されない
・画角にも注目する

美しい画像を記録できても、すぐに容量がいっぱいになってしまうようでは、使い勝手が悪くなってしまいます。また4K以外でも、「証拠画像」目的で使うだけなら、十分な機能を持つ製品は数多く存在しています。なんのために4Kが必要なのかという点を、一度冷静に見直してみてください。その上で「やはり4Kモデルがいい」ということになれば、納得して選ぶことができます。また、「4K」という言葉は、非常にインパクトがあるものです。実際には4Kではないものの、「美しい画像」を示すための例として、「4K」という言葉が使われているケースもありますから、こちらも注意しましょう。「鮮明な記録画像」であっても、「もう少し横まで映っていたら」というケースも少なくありません。より広範囲が撮影できるよう、画質だけではなく画角にもこだわると、満足度が高くなるでしょう。ドライブレコーダーで映像を記録するのであれば、後から映像を見た時に「鮮明な映像で情報が読み取れる」ことが必須条件の一つとなります。そうした意味では「4K」搭載のドライブレコーダーは、魅力的なアイテムだと言えるでしょう。とはいえ、価格や録画時間とのバランスにおいてデメリットが存在するのも事実です。4Kにこだわってドラレコ選びをする際には、注意点をチェックした上でお気に入りの一台を見つけてみてください。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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