パーツ取付・交換
更新日:2019.04.25 / 掲載日:2019.04.25

ドライブレコーダーに偏光フィルター(フィルム)を取付けるメリット

走行中のフロントガラスから見える光景を記録するのが、ドライブレコーダーを設置する本来の目的です。しかし、映像を確認した時に、フロントガラスやダッシュボードが映り込んでいてよく見えない場合もあるかと思います。この問題を解消するものとして、偏光フィルター(フィルム)があります。今回は、ドライブレコーダーに偏光フィルター(フィルム)を取付けるメリットについてご紹介します。

「偏光フィルター(フィルム)」とは何?

偏光フィルターとは、フロントガラスにダッシュボードが映り込んだ状態の映像がドライブレコーダーに保存されないよう、映り込みを軽減するもので、PLフィルターとも呼ばれます。市販されている偏光フィルターはレンズに簡単に装着できるよう、円形の枠に偏光するフィルムが入っています。偏光フィルターを、カメラのレンズ部分にはめ込むだけで簡単に装着できます。また、ドライブレコーダーの機種によっては、偏光フィルターが標準装備になっているものもあります。別売りでもおおよそ2,000円以内で買えるので、映り込みに悩む方は取り入れてみましょう。そして、偏光フィルムとは、映り込みを軽減する要となるフィルムのことです。偏光フィルムも市販されており、このフィルムを円形にカットしてレンズに張り付ける方法もあるようです。しかし、偏光フィルターの方が映り込みの具合を自由に調整できるものもあるので、偏光フィルターを使用することをおすすめします。

ドライブレコーダーに偏光フィルター(フィルム)を取付けるメリットとは

偏光フィルターを取付けてフロントガラスとダッシュボードの映り込みを軽減できることによって、次のようなメリットを得ることができます。

外の風景が鮮明に撮影できる

映り込みを軽減できると、ドライブで訪れた美しい風景を鮮明に撮影できます。例えば、海や山、秋の紅葉など、残したい映像に余計なものが映り込まないのは嬉しいメリットでしょう。

駐車監視に役立つ

ドライブレコーダーは走行中だけでなく、駐車中の監視という役割を持ちます。駐車場で当て逃げされた場合、映り込みがない状態にしておくと、動かぬ証拠を確実に録画できるのです。また、万が一の事故に遭った場合に備えるためにも、映り込みのない状態にしておくと安心でしょう。

ドライブレコーダーに偏光フィルター(フィルム)を使う際の注意点とは

偏光フィルターを使う際は、次の2つのことに注意しましょう。

フィルターに触れてはいけない

偏光フィルターのフィルム部分に手が触れてしまうと、指紋が残ってしまいます。その指紋は映り込み軽減の効果が落ちる原因になるので、取付ける際は十分に注意しましょう。

紫外線で劣化する

偏光フィルターは、紫外線で劣化する性質があります。そのため、映り込みが軽減しないと感じたら、新しい偏光フィルターに取り換えましょう。

ドライブレコーダーに偏光フィルターを取付ける効果とメリットについてご紹介しました。フロントガラスとダッシュボードの映り込みは、映像を見る時にとても気になるものです。また、事故や当て逃げなど、万が一の時に鮮明な映像を残すためにも、偏光フィルターが役に立ちます。偏光フィルターは価格も安い上に取付けも簡単なので、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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