パーツ取付・交換
更新日:2019.04.25 / 掲載日:2019.04.25

ドライブレコーダーのGセンサーとは

万が一、事故に遭ってしまった場合でも、ドライブレコーダーがあることで事故の詳細が録画され、証拠としての有用性が高まるので安心できます。事故に備えて、または、煽り運転などの抑止のために、ドライブレコーダーの導入を検討されている方も多くいらっしゃるかと思います。ドライブレコーダーを選ぶ際によく目にする機能として、「Gセンサー(加速度センサー)」というものがあります。今回は、ドライブレコーダーのGセンサーとはなんなのか、Gセンサーが搭載されていることのメリットや、その調整方法などについて解説します。

ドライブレコーダーの機能にあるGセンサーとは

ドライブレコーダーの多くの機種は、エンジンをかけると常に録画をする機種が多いです。これは「常時録画」と呼ばれ、メモリーには容量があるために、「常時録画」は上書きされ保存されることになります。Gセンサー(加速度センサー)を搭載したドライブレコーダーは、ある一定の大きさ以上の衝撃を受けると、その数十秒前から、数十秒後までの録画映像を、上書きされない場所に自動で保存してくれます。一般的に「イベント録画」や「イベント記録」とも呼ばれています。

ドライブレコーダーでGセンサーが搭載されていることのメリットとは

事故が起きた時、一番先に気になるのは「ケガはないか?」「救急車等への連絡」「車の状態」などでしょう。また、事故が発生すること自体、非日常的な出来事のため、混乱してしまう可能性もあります。このような状態では、事故の対応などで手一杯となり、ドライブレコーダーの存在も忘れてしまうかもしれません。もし、Gセンサーが搭載されていないドライブレコーダーだった場合、事故の瞬間の映像は、常時録画にて録画されていることになります。メモリーの容量や機種よって変わってきますが、事故対応などにより、そのまま常時録画を続けてしまいメモリーの容量がいっぱいになると、事故の映像は上書きされてしまうことになります。しかし、Gセンサーが搭載されたドライブレコーダーならば、上書きされない場所への映像の保存を自動で行ってくれるため、事故当時の動画が必要になった際、いつでも録画を取り出すことができます。

ドライブレコーダーのGセンサー感度の調整方法・ポイント

どれくらいの衝撃で「イベント録画」されるかは、機種によって違います。また、同じ機種でもGセンサー(加速度センサー)の感度の設定によって違いが出てきます。ドライブレコーダーのGセンサーの感度は、初期設定として、中間ぐらいに設定されていることが一般的ですが、この感度は何段階かに設定できるようになっており、感度設定を高くしたり、低くしたりという設定が可能です。自転車が多い通りを走ることが多く、ちょっとした急ブレーキなどでもトラブル防止のために「イベント録画したい」という場合には、Gセンサーの感度を高く設定するなど、「イベント録画」を望む状態(感度)を自分で設定するようにしましょう。Gセンサーの感度の設定は、機能設定画面などで簡単に変更することができます。ドライブレコーダーの機種によっても、感度に差があります。そのため、ドライブレコーダー取付けた後、実際にテストなどをしながら微調整すると良いでしょう。Gセンサーを搭載されたドライブレコーダーを設置しておけば、いざという時に安心です。事故という、想定外の出来事において、その衝撃を感知して「イベント録画」をしてくれるGセンサーは、現在では多くのドライブレコーダーに搭載されています。事故などが発生した場合に、上書きされない領域へ動画を保存させるためにも、Gセンサー機能が付いたドライブレコーダーの設置をおすすめします。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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