パーツ取付・交換
更新日:2019.04.25 / 掲載日:2019.04.25

ドライブレコーダーの取り外しの際の両面テープの剥がし方

ドライブレコーダーには、両面テープで車体に取付けるタイプがあります。両面テープタイプは接着力が強いのがメリットですが、取り外したい時が難しいというケースが少なくありません。無理に剥がそうとしてしまうと、ドライブレコーダー本体や取付けた部分にダメージが出てしまうこともあります。今回は、ドライブレコーダーを取り外す際の両面テープの剥がし方やコツについて紹介していきます。

ドライブレコーダーの両面テープを剥がす際に揃えておきたい道具

強力な両面テープを剥がす方法には、いくつかのやり方が考えられますが、今回は、カー用品店などで販売されているテープ剥がし剤を使って剥がす方法についてご紹介します。必要な道具は以下の通りです。

・プラスチックか木製の細い棒(先端がとがっているもの)
・新聞紙
・ティッシュペーパー
・テープ剥がし剤
・小さめの器(ペットボトルのふたなど)

テープ剥がし剤の使用において、ガラス面に対してであれば下地への影響はほとんど無い商品が多い一方、内装素材には向かないものもあるので注意が必要です。テープ剥がし剤を購入する時は、どこの部分に使用するのかをよく確認して購入するようにしましょう。

ドライブレコーダーの取り外しの際の両面テープの剥がし方

道具の準備が整ったら、さっそく両面テープ剥がしに取りかかります。まず、車のダッシュボードなど、テープ剥がし剤が落ちてしまうと困るものに新聞紙を敷いて養生してください。次に、空の器にテープ剥がし剤を適量入れて、木製やプラスチック製の棒に液だれしない程度の量を付けます。テープを剥がしたいところに、テープ剥がし剤を染みこませた棒を差し込んで少しずつテープ剥がし剤を浸透させていきます。再度テープ剥がし剤を棒に付けてテープを剥がしたい部分に付けるという作業を何度か繰り返していくと、次第に両面テープの接着力が弱くなってきます。両面テープの接着度合いなどよって多少前後しますが、約10分ほどでドライブレコーダーがグラグラと緩んでくるでしょう。

ドライブレコーダーの両面テープを剥がす際の注意点とは

ドライブレコーダーの両面テープはテープ剥がし剤を使用すると、テープの粘度が弱くなり、しっかり吸着していた両面テープが剥がれやすくなります。しかし、テープ剥がし剤を何度か接着部分に付けると、液だれを起こしやすくなってしまいますので、小まめにティッシュペーパーでふき取ることを忘れないようにしてください。また、少し緩んできたからといって無理に剥がそうとすると、ドライブレコーダーや内装が傷つく危険性もあります。ドライブレコーダーも車も傷つかない程度まで緩んできたころを見計らって、手で剥がすのがコツです。ドライブレコーダーが剥がれた後も、両面テープ残りかすが付いていることがありますので、テープ剥がし剤を使って取り除きましょう。ドライブレコーダーの両面テープは剥がれにくいように接着力が強力です。だからこそ、適切なやり方で剥がさないドライブレコーダー本体や車が損傷してしまうこともあります。ドライブレコーダーを取り外す際には、適切なやり方や注意点を理解して、慎重に両面テープを剥がすようにしましょう。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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