ルームミラー型ドライブレコーダーの特徴は？取り付けのメリット・デメリットについて解説

ドライブレコーダーは、危険な煽り運転の抑止力として、また事故に遭った際に自身に過失がなかったことを証明する自衛の手段としても取り付ける人が増えています。そんなドライブレコーダーの中でも、ルームミラー型ドライブレコーダーというものがあるのはご存知でしょうか？

今回は、ルームミラー型ドライブレコーダーとはどのようなものなのか、その特徴とメリット・デメリットを併せて解説します。

ルームミラー型ドライブレコーダーとは？

ルームミラー型ドライブレコーダーとは、その名の通り、ドライブレコーダーとルームミラーが一体型になっているものです。

ルームミラー型ドライブレコーダーの特徴としては、モニター機能を兼ね備えたルームミラーにリアカメラの映像を映し出すため、車内の状況に左右されず後方確認ができます。また、前後カメラによるドライブレコーダーとしての機能も併せ持つものです。

一般的なドライブレコーダーはフロントガラスの上部、ルームミラーの横に取付けますが、ルームミラー型ドライブレコーダーはルームミラー自体にバンドなどで取り付けます。

ルームミラー型ドライブレコーダーのメリット

ルームミラー型ドライブレコーダーには、大きく分けて2つのメリットがあります。

取付けが簡単

ルームミラー型ドライブレコーダーは、もともと車に付いているルームミラーに被せるだけで取付け可能です。特殊な工具なども必要ない為、誰でも簡単に取り付けることができます。

見た目がすっきりする

一般的なドライブレコーダーはルームミラーの横に取り付けるので、どうしても視界の邪魔になったり、車内のインテリアと合わなかったりする場合がありました。

しかし、ルームミラー型ドライブレコーダーはルームミラーに被せて取り付けるだけなので、すっきりとした見た目を維持したまま取付け可能です。運転席からの視界や車内の雰囲気もこれまでと変えることなく、ドライブレコーダーを利用することができます。

ルームミラー型ドライブレコーダーのデメリット

ルームミラー型ドライブレコーダーは、ルームミラーと一体になっているが故に生じるデメリットがあります。それは、ドライブレコーダーのカメラ画角の確認が細かく必要だということです。

ルームミラーは、運転する人やその時々によって見やすい角度が変わるかと思います。ルームミラー型ドライブレコーダーのカメラはルームミラーの裏に付いているので、ルームミラーの角度を変えるとカメラの画角もずれてしまうのです。

ルームミラー型ドライブレコーダーのカメラは、ルームミラーの角度と連動せず個別に調節可能なので、ルームミラーを動かした後は鏡面にモニターを映し出し、カメラの画角が合っているかを確認・調整するようにしましょう。

まとめ

現在、一般的なドライブレコーダーを取り付けている方の中にも、ドライブレコーダーを取り付けたことによって生じる視界的な煩わしさを感じている方も多いかもしれません。

ドライブレコーダーから得られる安心感はそのままに、車内をすっきりとさせたいという方は、ルームミラー型ドライブレコーダーの取付けを検討してみてはいかがでしょうか。