メンテナンス・日常点検[2020.05.11 UP]

【ウォッシャー液】交換時期や補充方法とは?4タイプのウォッシャー液もご紹介

【ウォッシャー液】交換時期や補充方法とは?4タイプのウォッシャー液もご紹介

「そもそもウォッシャー液にはどんなタイプがあるのか?」
「ウォッシャー液の交換方法について詳しく知りたい」

このような疑問をお持ちでないでしょうか?

そこでこの記事では、以下の情報について詳しく解説していきます。

・ウォッシャー液とは
・ウォッシャー液のタイプ
・交換時期や交換方法

ウォッシャー液交換(補充)は、慣れれば簡単にできる作業です。ウォッシャー液についての豆知識や注意点も解説するので、ぜひ参考にしてください。

そもそもウォッシャー液とは?

そもそもウォッシャー液とは?

ウォッシャー液とは、窓ガラスの清掃に使う液体です。フロントガラスとリアガラスを清掃するために使われます。例えばフロントガラスの場合は運転席のワイパーレバーを手前に引くと、ウォッシャー液を噴射させることができます。
※ウォッシャー液噴射の操作は車種により異なります

車のガラスは多少の引っかきキズには強いものの、運転する環境によって、油膜やくもりが付着しやすいのが欠点です。特に雨の多い時期や冬場の季節では、運転者の視界が妨げられることによって歩行者や自転車の発見が遅れ、事故が起こりやすく大変危険です。

首都高ドライバーズサイトによると、雨天時の事故件数は晴天時と比較して約4倍も高くなっていると報告されています。

雨天時、視界を遮ってしまわないように、日頃からウォッシャー液を使いガラスを汚れない状態にしておき、事故の発生を防ぎましょう。ただし、真水ではなく専用のウォッシャー液を使うよう注意してください。真水では、汚れが取りきれなかったり、凍ってしまったりする可能性があるためです。

ウォッシャー液の交換時期

ウォッシャー液は車種によって交換のタイミングが変わりますが、おおよそ「半年に1回の交換(補充)」を目安に補充します。特に、雨の多い時期や冬場の季節などは、長時間運転した後に残量を確認しておくと安心です。

また、定期点検やエンジンオイル、ワイパー交換といったメンテナンスの際に、併せて交換(補充)するのもいいでしょう。ウォッシャー液は自分で簡単に交換(補充)が可能です。
自分で交換(補充)する際に迷わないよう、ここからはウォッシャー液のタイプについて詳しく解説します。

参考URL:https://www.shutoko.jp/use/safety/driver/rain/

ウォッシャー液は4タイプ

ウォッシャー液は4タイプ

ウォッシャー液は一般的なノーマルタイプに加え、それぞれ4つのタイプに分かれます。

・ノーマルタイプ
・解氷タイプ
・撥水タイプ
・油膜取りタイプ

それぞれの特徴や効果、使用場面を説明していきます。

ノーマルタイプ

名前の通り一般的なウォッシャー液で、洗浄効果のみを発揮します。外気温-5℃以上であれば、凍結せずに使用できます。
オールシーズン用と記載がある商品の場合は、外気温約-30℃まで使用可能です。秋冬の寒い時期は、オールシーズンに切替えるのがおすすめです。

解氷タイプ

洗浄効果に加わり、冬場でも凍らない仕様のウォッシャー液です。そのため、外気温が-30℃以下でも凍結しません。寒冷地で運転する際は重宝します。
ただ、自己流で希釈すると、表示されている対応可能温度でも凍結する恐れがあるため、必ず商品説明をよく読んで使用してください。

撥水タイプ

撥水タイプのウォッシャー液は、洗浄効果に加え、雨水や水滴を弾く効果を持っています。雨天時の運転で効果を発揮し、視界が悪くなるのを防ぎます。
また、コーティング効果もあるので、ガラスに汚れが付きにくくなる効果も期待できます。

油膜取りタイプ

油膜取りタイプのウォッシャー液は、ガラスがギラつく原因となる油膜を落としてくれます。
ウォッシャー液を使うたびに油膜を落としてくれるので、日頃から油膜に悩んでいる方におすすめのタイプです。

ウォッシャー液を水で代用できる?

ウォッシャー液を水で代用できる?

結論から言えば、ウォッシャー液は専用のものを利用するのがおすすめです。真水だと、虫の死骸やしつこい汚れを落とせないからです。
ウォッシャー液は、洗浄成分が添加されているうえに、撥水効果を持つタイプであればコーティングにもなります。余計な汚れを防げるので、車を清掃する際の手間が省けるでしょう。

また、ウォッシャー液には冬場のトラブルを防ぐ効果もあります。寒冷地でなくとも、冬場は気温が0℃以下になることは珍しくなく、真水だと凍結してしまう可能性があります。
気温が0℃以下の環境下では、ガラスに真水を噴出した途端に凍ってしまう危険性があります。視界を良くするために噴出したのに、かえって悪化する可能性があるのです。
その点ウォッシャー液は、アルコール成分が含まれているので気温が0度以下でも簡単には凍結しません。

加えて、ウォッシャー液に含まれるアルコール成分は藻類の発生を防ぐ効果もあります。真水を長時間使っていると、ウォッシャータンクに雑菌やカビ、藻などが繁殖してしまう可能性があり、それが原因でウォッシャーノズルが詰まってしまうことがあるのです。

緊急の場合は水道水でも代用できますが、夏場などは短期間で使いきるようにしましょう。あくまでウォッシャー液がない場合の緊急用として、水道水を利用するようにしてください。
また、注意点としてミネラルウォーターの利用は控えてください。ミネラルウォーターには殺菌作用のある残留塩素が含まれず、藻やカビなどが繁殖してしまう恐れがあるからです。

ウォッシャー液を交換・補充する方法

ウォッシャー液を交換・補充する方法

ここからは、ウォッシャー液を交換する手順を解説していきます。
車種によってウォッシャータンクの位置は違いますが、交換する手順はほとんど一緒です。慣れてくれば短時間で交換できるでしょう。

ウォッシャー液交換は、以下の手順でおこないます。

1.まずはウォッシャータンクの蓋を開ける
2.ウォッシャー液を抜く(交換時のみ)
3.ウォッシャー液を補充する

それぞれ、解説していきます。

まずはウォッシャータンクの蓋を開ける

まずはボンネットを開いて、ウォッシャータンク(扇型の噴水マークが書いてある)を見つけてください。車種によっては、水をイメージして蓋がブルーになっているウォッシャータンクもあります。
このとき、ブレーキオイルや冷却水のタンクもあるので注意してください。間違えて注入してしまうと、大きなトラブルにつながります。

ウォッシャー液を抜く(交換時のみ)

同じウォッシャー液を使う場合、この手順は不要です。違う種類のウォッシャー液がタンクに残っている場合のみ、おこなってください。タンクが取り外せる車もありますが、ほとんどの車が取り外せないため、ホースを使ってタンクからウォッシャー液を抜き出します。

①地面に届く長さのホースを準備する

ウォッシャータンクにホースを差し込んだとき、反対側が地面に届く長さのホースを準備します。届かなくても、タンクより低ければ大丈夫です。
もしホースの長さが足りなければ、バケツを用意してから作業を開始してください。

②ウォッシャータンクに水を補充する

水を入れてタンクを満タンにします。このとき、水が溢れないように注意しましょう。

③ホースの先端をタンクの奥まで入れる

水抜きがしっかりできるよう、ホースの先端をしっかり奥まで入れます。

④ホースの反対側から水を入れる

ホースの中まで水が一杯になったら、先端を指で押さえます。

⑤ホースをタンクより低い位置に移動させる

タンクより低い位置に移動させてから指を離すと、タンクの水はホースの先端に向かって流れ出します(サイフォンの原理)。
ある程度水が抜けたら、運転席のウォッシャーボタンを使うことで完全に排出することができます。
ちなみに、ホースがなければ灯油用のポンプを利用する手段もあります。ただし、すでに灯油で使われているポンプは避けてください。

ウォッシャー液を補充する

残っているウォッシャー液を抜き終わったら、新しいウォッシャー液を注ぎます。注ぐ際、こぼれたり溢れたりしないよう注意しましょう。製品によっては、ノズルやジョウゴがついているものもあります。タンクの目盛りにあるFULL(MAX)まで注いでください。
ウォッシャー液の補充が終わったら、作業は完了です。残ったウォッシャー液は、次の補充のために保管しておきましょう。最後にウォッシャー液がしっかり出るか、動作の確認をしてください。

ウォッシャー液交換時の注意点

ウォッシャー液交換時の注意点

ここまで、ウォッシャー液を交換する手順を解説しました。作業自体は慣れれば難しくありませんが、交換する際に注意点が2つあります。

違うウォッシャー液は混ぜない

現在入っているものと違うウォッシャー液を使用する場合、ウォッシャータンクを一旦空にしてから補充してください。油膜落としタイプや撥水タイプといった、種類が違う製品を混ぜると、化学反応で液体が固まってしまう可能性があるからです。

正しい割合で希釈する

ウォッシャー液によっては原液のままでは使えないものもあるので、その場合は、規定量の水で希釈しましょう。地域や環境によって希釈の割合が変わるタイプもあるので、パッケージの説明を確認しておきましょう。夏場は問題ありませんが、希釈の割合によっては冬場で凍結する可能性があります。

ウォッシャー液が出ないときは

ウォッシャー液が出ないときは

ウォッシャー液が出ない場合、以下の原因が挙げられます。
それぞれの原因の点検・解決策を解説していきます。

・ウォッシャー液が入っていない
・ウォッシャータンクのホースが外れている
・ウォッシャータンク、ホースなど経路のどこかから漏れている
・ノズルの詰まり
・凍結している
・ウォッシャーポンプの故障

まずは、ウォッシャータンクの液量が十分に入っているか確認しましょう。
最近補充したのに液量が入っていない場合、タンクのホースが外れている可能性があります。ホースのどこかに亀裂や漏れがないかもチェックし、問題なければウォッシャー液がでてくるノズルを確認しましょう。
ノズル部分にゴミ、ホコリなどが詰まっている場合、歯ブラシなどで清掃しましょう。異物が奥にあって取れない場合は、針状のものの先端でつつくと取りやすいです。

冬場の場合は、凍結によってウォッシャー液が出ない可能性があります。冬場でも使える不凍タイプのウォッシャー液を使用しましょう。凍結による詰まりが起こった場合、エンジンをかけて車を温めると回復することがあります。
もしウォッシャー関連の部品に問題がない場合、ウォーターポンプが故障している可能性があります。ワイパーレバーを動かしたときに何も動作音がしない場合は、ディーラーなどで診てもらってください。

まとめ

今回は、ウォッシャー液の交換時期や補充方法などを解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
ウォッシャー液の補充は、車に安全に乗るために必要な作業です。特に雨の多い時期や冬場の季節は利用が多くなるので、交換時期の前に、残量がまだ残っているか確認しておくといいでしょう。

もし自分で作業するのが不安であれば、業者に依頼するのも1つの手です。

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