故障・修理
更新日:2020.05.23 / 掲載日:2020.05.23
圧倒的な光量を有する「NOVSIGHT H4」50W×2の照射光はやはり強力!
路面右端に配置したポールは手前が光軸中心から10m、奥が20m。ロービームの照射光はその手前ポールの10m地点に集中、その手前は拡散ぎみで暗く感じる。
ハイビームは全体の光量を底上げしつつ20mから先に照射光が集中する。
ロービームの照射光は10m地点に集中しつつ、その手前の範囲もSUNPIE H4より光がまわっているため明るく感じる。その差は、光度計の数値にも表れている。
ハイビームは10m地点はSUNPIE H4より明るいものの数値的な差はわずかだ。
明るさのレベルが他の2製品と別物。数値的に倍以上の光量で、ロービームは10m地点を中心に手前から20m地点までまんべんなく照らされている。
ハイビームは照射光中心をそのまま20mから先に移動した感じで、10mから手前が抜けぎみとなる。
数値的な光量は最も低い。
配光ロー/ハイともに一点に集中することなく「NOVSIGHT H4」のように広い範囲を照らすため視覚的には「SUNPIE H4」より明るく感じる。
1つ選ぶとすれば圧倒的な光量を有する「NOVSIGHT H4」! だが……
3製品の中から1つ選ぶとすれば、圧倒的な光量を有し、熱的な心配も少ない「NOVSIGHT H4」。迷うことなくこれがおすすめだ。
ただし、「NOVSIGHT H4」にも些細ながら問題がある。ラジオの受信レベルが低い放送局の場合、ノイズが勝って音声が聞き取りにくくなるのだ。これを解消すべくファンのモーターにコンデンサーを接続したものの変化なしで、CDやメモリーの音楽データ再生には何ら影響しない。つまり、電波干渉しているようで、ラジオ利用が主体だとちょっと辛い。倍以上の価格差に目をつぶって国産メーカー品を選択することをおすすめする。