故障・修理
更新日:2020.09.30 / 掲載日:2020.09.30
エンジンルームのカラーは失敗? ポンコツジムニー ハコ替え計画13-1
バルクヘッドのパネルを固定するために溶接した部分にも、錆の発生を防止するためプラサフを吹き付けておいた。
白いままでは目立ってしまうので、飛び散らないようにダンボールでガードしながら、プラサフの上からウィローグリーンの塗料をスプレーした。
バルクヘッドパネルに塗ってみると、元々の補修パネルのグリーンと、ウィローグリーンは全然違う色だった! 写真で見た時は似ていると思ったけど。
フロアにシートレールを固定するためのステーを取り付ける。後ろの左側は再利用するので、曲がったステーをハンマーで修正。
ステーの整形ができたら、ステーを取り付ける位置を確認して油性ペンでマーキングしておく。
溶接を行う部分の塗装を剥がす。また、ステーを取り外した時に残ってしまったスポット溶接の残骸などもベルトサンダーで削り取っておく。
右のフロアパネルは新品に交換したのでコーキング剤が塗ってある。ステーを取り付ける周囲のコーキングが邪魔になるのでカッターで切り取る。
シートレールを固定するステーを溶接する。スポット溶接を剥がした時にできた穴を埋めるように溶接して固定する。
前側のステーはサイドシルからセンタートンネルまで、フロアを横切るように大きなもの。このステーは新品を用意している。
ステーに穴を開け、その穴の部分とフロアパネルを溶接することでスポット溶接のように固定する。溶接を行う部分の塗料を剥がしておく。
フロアに溶接するため、ステーに穴を開ける。フロアにはプレスのリブがあるので、プレスの凸の部分に合うように穴を開けた。
シートレールステーをフロアに溶接する。スポット風に溶接する時は、MIG溶接機のパワーは強く、ワイヤーの繰り出しは少なめに設定した。
少し多めに溶接を盛ったので、はみ出した部分をベルトサンダーで削り取る。
センタートンネル側、サイドシル側もしっかり溶接しておく。
塗装を行う前にフロアを水拭きしていたら錆穴を発見。とりあえずサビ取りディスクで錆を削り落とした。
錆穴の他にも、継当てして補修した部分の溶接跡があまり綺麗ではないのでこの部分もアルミパテで埋めておいた。
他にも小さな錆が出ている部分があったので、サビ取りディスクで削り取ってパテ埋めした。
アルミパテが乾いたらアングルサンダーで平らに均しておく。ついでにフロアに残った接着剤を削り取る。
センタートンネルにはガムテープの跡や汚れが残っているので、#240のペーパーをつけたアングルサンダーで汚れを落とす。
フロアはパテを削り落とした粉や溶接の時に飛び散ったスパッタなど、かなり汚れているので掃除機で徹底的に掃除する。
フロア以外の部分に塗装が付着しないように、しっかりとマスキングを行う。フロアの穴も裏側からマスキングしておいた。
フロアの塗装にはラスト・オリウムのカモフラージュ塗料を使用した。3色あるうちのアーミーグリーンをチョイス。価格は1本1000円ちょっとだった。
後ろからスプレーを開始。1回のスプレーでも塗膜が厚めで、下地の色がすぐに隠れるほど。
ムラになりにくく塗りやすい。
乾燥するとツヤが消えると、ますます補修用パネルの色に似てくる。リヤフェンダー部分はほとんど塗っていないが、色合いが自然だ。
シャシーとボディを合体させるには、内装にいくつかパーツを組み込まなくてはならないので、パーツを組み込む前に内側も塗装しておかなくてはならない。塗装を行う前に、シートレールを固定するためのステーを溶接するのを忘れていたので、まずはこのステーを溶接した。その後、フロアの汚れを落とすために水拭きをしていると、左フロアに小さな錆穴を発見。継ぎ接ぎ溶接した部分もつなぎ目があまり綺麗ではないので、この部分をアルミパテで埋めた。
汚れ落しや塗装の足付けをして、ボディ側をマスキングしたら準備完了。フロアも統一感を持たせたいので補修パネルに似た色にしたいが、ウィローグリーンの塗料は価格が高いのでパス。そこで、ホームセンターの塗料コーナーを物色していたら、ありましたよ似た色。米ラスト・オリウム社のカモフラージュペイント・アーミーグリーン。本来は3色を組み合わせてカモフラージュ塗装するものらしいが、このアーミーグリーンがなかなかいい色。しかも塗膜が厚くてつや消し。迷わずこのスプレーを3本購入。
フロアに吹き付けてみると、明るいオリーブグリーン。補修用パーツのパネルの色にもよく似ている。価格も1本1000円ちょっととリーズナブル。エンジンルームもこのスプレーにすればよかったと後悔した。なんなら、ボディ全体もこの色に塗ってしまいたいくらい気に入ってしまった。